海外インター選びの教科書!3大カリキュラムの違いと見学リスト

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海外での学校選び、特にインターナショナルスクールへの進学を考えたときに、まずぶつかるのが「カリキュラムが多すぎてどれが合うか分からない!」という壁ですよね。

一言でインターナショナルスクールと言っても、学校が取り入れている教育システムによって、日々の勉強内容から将来の大学進学の選択肢まで大きく変わってきます。

そこで今回は、海外インター選びで絶対に知っておきたい「3大カリキュラムの特徴」と、実際の学校見学で失敗しないための「重要チェックポイント」をまとめてご紹介します!

  • 主要な3つのカリキュラム(アメリカ・イギリス・IB)の違いとメリット
  • わが子に合う学校を見極めるための見学チェックリスト

これらについて詳しく解説していきますので、これから海外で学校選びをスタートする方はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

海外のインターナショナルスクールにはどんな種類がある?

世界各地にあるインターナショナルスクールは、採用している教育課程によって大きく以下の3種類に分類されます。

  • アメリカンカリキュラム(米国式)
  • ブリティッシュカリキュラム(英国式)
  • IB(国際バカロレア)プログラム

まずはどのタイプがお子さんの性格や、将来的に予定している進路に合うかを見てみる必要がありますね。

とはいえ、駐在員家庭で滞在期間が限定されている場合は、「気に入った学校や、家から通いやすい学校が取り入れているカリキュラムがそこだった」という理由で決まるケースも多いですが……。

将来的に海外の高校や大学へ進学させることを長期的な目的としている場合は、どのカリキュラムを選ぶかが非常に重要になってきます。

気になる学費ですが、国や地域、そして学校のTier(ランク)によってかなり幅があります。

比較的リーズナブルな郊外のコスパ校から、設備が充実したトップティアの名門校まで一概には言えませんが、日本人の駐在員家庭に人気がある中堅クラスのインター校でも、一般的な日本の私立学校より高額になるケースがほとんどです。事前に「学費以外にかかる初期費用(入学金や施設費、英語サポート代)」も含めた総額を確認しておくことが大切です。

① アメリカ式カリキュラムとは

主に8月〜9月にスタートし、翌年6月に終了するカリキュラムです。

日本と同じように「エレメンタリー(小学校)」「ミドル(中学校)」「ハイスクール(高校)」と区切られることが多く、学年の数え方も日本の感覚と近いため、スケジュールや子どもの学年が理解しやすいのが特徴です。

  • Elementary School (Grade1-5)
  • Middle School (Grade6-8)
  • High School (Grade9-12)

多くの学校がWASC(米国・西部学校大学協会)やNEASC(ニューイングランド学校協議会)といった米国の教育認定団体から正式な認定を受けています。

アメリカ系の大学へ進学する際は、日本の共通テストのような位置づけであるSATACTと呼ばれる大学進学適正テストを受ける必要があります。

ACTは英語、数学、科学(Writingはオプション)、SATは英語、数学、Writingが必須となっています。

② ブリティッシュカリキュラム(英国式)

英国の教育システムに準じたカリキュラムで、じっくり時間をかけて専門性を深めていくのが特徴です。

イギリス式では義務教育が5歳からスタートし、16歳までを対象としています。学年のカウント(Year)がアメリカ式より1つズレるので注意が必要です。

  • Primary School(Year 1 ~ 6)
  • Secondary School(Year 7 ~ 11)
  • Sixth Form / College(Year 12 ~ 13)

義務教育修了時(Year 11)に、GCSE(General Certificate of Secondary Education)と呼ばれる中等教育検定試験を受けて、日本の中学卒業と同等の資格を得ます。

イギリス国外にあるインターナショナルスクールでは、その国際版であるIGCSE(一般にIGCSE-Oレベルと呼ばれる国際中等普通教育証明書)を修得するための統一試験を受けるのが一般的です。

その後、大学進学を前提とする生徒は16歳〜17歳の2年間、シックスフォーム(Sixth Form)と呼ばれる高等教育ステージに進み、Aレベル(A-Level)と呼ばれる非常にハイレベルな試験を受けます。

このAレベルの試験結果(A*〜Eの成績評定)が、そのまま大学の合否基準や入学試験代わりになります。広く浅くではなく、自分の得意な科目を極めて世界中の大学を目指せるシステムです。

③ IB プログラム(国際バカロレア)

インターナショナル・バカロレア(IB)とは、1968年に発足したスイスのインターナショナル・バカロレア機構が、世界のどこの大学へも進学できる国際的に認められた大学入学資格を与えることを目的として作った教育プログラムです。

日本でも文部科学省が国内への導入・拡大を大きく推進したことで、帰国生入試だけでなく国内の教育現場でも知名度がかなり定着しました。

また、一部科目の授業や試験を日本語で実施できる「日本語デュアルランゲージ・ディプロマ・プログラム」が導入されたことでも大きな注目を浴びています。

  • PYP (Primary Years Programme:初等教育) 3歳~12歳
  • MYP (Middle Years Programme:中等教育) 11歳~16歳
  • DP (Diploma Programme:ディプロマ資格) 16歳~19歳

最終的な大学入学資格(国際バカロレア資格)の取得に直結するのは、高校最後の2年間(16〜19歳)で履修する「IB DP(ディプロマプログラム)」です。

最終の統一試験に合格して「ディプロマ」と呼ばれる認定証書を取得できれば、世界中の超名門大学の受験・正規入学資格として認められる点が最大の魅力です。

一方で、IBプログラムは学年が上がるごとに内容が非常にハードになり、膨大な勉強時間を取られます。

常に自由研究のようなTASK(課題やレポート)に追われ、「クライテリア(criteria)」と呼ばれるIB特有の厳しい評価基準と向き合わなければなりません。

  • CAS(創造性・活動・奉仕などの課外活動)
  • Extended Essay(4,000字の課題論文)
  • TOK(知の理論/論理的思考の習得)

これら3つのコア要素をクリアする必要があるため、親子ともどもかなりの覚悟が求められます。そのため、日本の一般受験対策と並行して進めるのはかなり困難です。IB校であっても、あえて最終学年でDiplomaコースを選択しない(修了証のみを目指す)学生も多いのが現状です。

失敗しない!インター校選びの見学チェックポイント

気になる学校の候補が絞れてきたら、必ず実際のキャンパスを見学(スクールツアー)することをおすすめします。国や都市を問わず、必ずチェックしておきたい重要リストがこちらです!

  • キャンパスの設備(校舎の清潔さ、校庭の広さ、プールやラボなどの充実度)
  • クラスルームの雰囲気(1クラスの広さ、生徒たちの表情、掲示物の様子)
  • 家からの距離と通学方法(スクールバスのルート、所要時間、朝夕の周辺道路の渋滞状況)
  • 学校が力を入れている分野(スポーツ、芸術、STEM教育など学校ごとの強み)
  • 国籍の割合(日本人の生徒数、現地のローカル生徒の割合、その他の外国籍のバランス)
  • 言語の授業について(日本語クラスの有無、第二外国語の選択肢)
  • 詳細な学費と初期費用(授業料だけでなく、入学金、施設費、バス代などの総額)
  • EAL / ESL(英語サポート)の体制(受講にプラス費用がかかるか、週に何コマあるか、どのような形式で行われるか)
  • 英語ゼロからのフォロー体制(入学初期にバディがつくか、担任の先生のサポート度)

学校によっては、ツアー中に実際の授業風景を気さくに見せてくれたり、生徒たちのリアルな表情を観察できたりします。ネットの情報だけでは分からない「学校の空気感」をぜひ肌で感じてみてくださいね。

まとめ

今回は、海外インターナショナルスクール選びの鍵となる3つの主要カリキュラムの特徴と、見学時の重要チェックポイントをまとめました。

ちなみに、ちょんぷー長女の通うバンコクのインターナショナルスクールにもIBプログラムがありますが、ディプロマを取るかどうかといったハードな話は我が家はまだまだ先のことなので、今はそこまで深く気にしていません(笑)。お子さんの年齢に合わせて、まずは今必要な環境を整えてあげるのが一番だと思います。
IBらしい学びはできているなという感じです。

世界中どこに行ってもインター校の選択肢は幅広く、最初は迷ってしまうかもしれません。

もし「もう少しのびのびした広い環境がいいな」「学費を少し抑えたいな」と考えるなら、日本人が多く集まる中心部から一歩離れたエリアの学校に目を向けてみるのもおすすめですよ。通学圏内だけでも意外な魅力校がたくさん見つかります。

ご家族にとって悔いのない、素敵な学校選びができますように!

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この記事を書いた人

タイとシンガポール13年の海外生活を経て、「わたしと子どもの世界を広げる旅と教育」をテーマに発信中。 4児ママならではの視点で、親子で100%楽しめるアジア子連れ旅行のコツ、教育移住、気になる帰国子女教育について実体験ベースで更新しています。

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