子どもを連れてバンコク赴任が決まった!!なんて方、
バンコクの学校事情が一番気になりますよね。
うちの場合、長女はインターナショナルスクールに通っていて、
次女と三女は日系幼稚園のインターナショナルセクションに通っています。
皆さん気になる学校事情第一弾、日本人学校?インターナショナルスクール??
決めるポイントについてお話します。
なぜインターに決めたか?
我が家は両親は日本人同士、特に英語がネイティヴなどではありません。
来タイ当時はもう本当に話せなくて苦労したものです。
もちろん最初はインターに入れるつもりはなく、
様々な幼稚園を見学することからスタートでした。
もともと英語が好きだった長女が行きたいといった幼稚園の
インターセクションに決めたのがきっかけです。
先生は外国人で英語で学ぶ環境だけれども
日系なので日本の行事も取り入れている
ことが魅力でした。
その後、悩む最大のポイントがやってきます。
それは小学校をどうするか!
日本人だから日本人学校に入れたほうがいいよなあ?
でもインターナショナルスクールも、日本は高額で厳しいけれど
海外は通わせられないこともないし魅力的だなあ~
懸念点は以下。
・子どもの英語のレベルが正直わかっていなかったこと
・インターは日本人学校に比べ費用がかなり高いこと
・うちは子どもが3人いるから持ち出しが増えるのは後々確実にきつくなること
※駐在員の場合会社補助が通常ありますが、日本人学校相当分が
補助となることが多いです。
会社によりさまざまで、うちは結果もう少しプラスがあり
助かったので調べてみることをお勧めします!
・駐在は期間限定、日本に帰った場合ついていけなくなるのではないか?
・日本語の学習がおろそかになる危険性がある
デメリットが目についたので
そうだ、日本人学校に入れよう!!と考え、
普通に卒園もして日本人学校も見学に行きました。
インターも一応と何校かみていたのですが、ある学校を娘が非常に気に入り、
どうしても行きたいと熱望したことが再考するきっかけとなります。
夫と話し合い、会社と話し、キャンペーン等もあり費用面も安くなったことが
ありリスクも受け入れつつ相当悩んでインターに決めました。
決めたポイントは
・本人の強い意志
・日本人が少なくいろんな国の友達ができることで視野が広がる
・今しかできない経験である
・IBスクールでリーズナブルな価格設定
・日本語は家で自分が見るという覚悟を決めた
・小学校低学年のうちに異動になるであろうこと
3年通っている結論を先に言うと、
英語の発音がものすごく上手なのはもちろんですが、
成績は常にトップ、なんにでもチャレンジする環境があり
学校のタレントショーに応募したり、数学オリンピックに出てみたり
spelling beeという大会に出たり…
本当にやりたいことができているんだなあと感じる日々で
親としてはよかったことがたくさんあります。
が、やはり大変なこともたくさん…
メリットとデメリットについてお話します!
インターに通うメリットってどんなこと?
初めに言っておくと娘の学校は日本人がほとんどいません。
担任はネイティヴの先生で、クラスの子は欧米よりもインドや中東系が
多いかもしれません。
メリットは以下だと感じます。
・英語の発音がネイティヴ並
・英語を聞いてどこ出身なのか聞き分けられる
(アメリカ、イギリス、インド、トルコなどわかるらしいです。)
・日本ではできない経験ができる
・やりたい人にはどんどんやらせてくれる環境
・視野が広い。世界事情をよく知っている。
・プレゼンテーションスキルが身につく
・洋楽に詳しくなぜかダンスもうまくなる
・積極的になる
・日本から母子留学等で来ている人に比べればコストが安い
・日本版IBなど教育も変化しているので帰国子女にも可能性が広がる
こんなところでしょうか。
数学にも力を入れている学校であるため、mathも簡単すぎるわけでもないので
勉強に関しては不満がありません。
理科の勉強などでもやり方が全く違うんですよね。
インターは、「これが液体だとわかる質問を考えろ」なんて問題が出たりします。
親の方が???となります。
インターに通うデメリット
・高いわりに休みが多い (年間180日、つまり半分は休みです)
・担任のやる気によってレベルが大幅に変わる(これは日本もインターも変わらないですが)
・日本の勉強はゼロもしくは格段に時間が少ないため家でフォローを頑張らないといけない
・英語で説明された方が理解できるようになってしまう
・ルー大柴になりがち (わかります?)
・日本語の理解力が低くなる
・日本語に対して苦手意識を持つ可能性
・漢字が覚えられない
もう想像していた通りですね。
途中で日本人学校に変えようかという話も出たくらい
週1の家庭教師に加え、家で教えるのは反抗期もあって
なかなか大変なのが現状です。
しかしこの年間休日の多さを、日本語の勉強に充てられるなとも
思っています。
一日1-2時間でもやっているのといないのでは違うかなと感じますね。
4年生以上になると、今後を考え帰国するまたは日本人学校に変わる
家庭も多く見られるのが現状です。
インターに入れて工夫していること
これはちょんぷー家において工夫をしていることです。
試行錯誤中ですが…
本をたくさん与える
活字の本はもちろん、絵本、名探偵コナンやちゃおなどの漫画、
英語の漫画など
ジャンルにこだわらず本人が興味を持ったものは何でも与え
文字を読ませる機会を増やすことを意識しています。
幸い本が大好きなので読解力で困ることはあまりないようですね。
とにかく時間をつくる
平日の習い事は家でできるもののみに限定し、
時間を決めて少しずつ日本の勉強をするようにしています。
必ず親がチェックし、やらせっぱなしにはしないようにしていますね。
あまりに疲れているときはやらなくてもOKなどゆるさも重要!
あまりやらせすぎはかわいそうですからね。
一番重要なのは睡眠時間を削らないこと!これは意識しています。
日本の勉強レベルをどの程度ゴールとするのかを明確にする
これはかなり大事なことだと思いますが、
教科書レベルでいいならそこまで大変なことではありません。
逆にハイレベル中学受験をしたいなどの場合はインターはお勧めしません。
名門インターに通う家庭でも小学校4年生になるとご主人を置いて
帰国するご家庭が多いです。
一方帰国子女枠もあるのではじめからその枠を狙う人も多いです。
インターナショナルスクールでも長女の学校のように日本人が少ないと英語は上達しほかの言語も学べる分、日本語の授業がありません。
日本人が多い学校で日本語の宿題もたくさん出るような学校も
あるので学校によってカラーが全く違いますね。
ちょんぷー家では日本の全教科平均レベル少し上を目標にゆるめで頑張っています。
最終的に本人の意思を尊重する気持ち
ちょんぷー家の場合ですが、現段階で中学受験は考えていないんです。
両親ともに地方出身で指定国立大卒だからかもしれません。
正直、コネクションにおいてもあまり重要性を感じておりません。
子どもの可能性が狭まるような気もするので、
自分で行きたいところに行ける努力をすればいいことだと。
それは日本ではないかもしれませんしね。
(できれば奨学金でね!!!笑)
アイドルはやめてくれましたが、最近漫画家になりたいとか
言うのでそうなったときに反対しない覚悟をしつつ…。
親としては子どもの自己肯定感を上げること、
可能性を広げることに注力しています。
情報収集を欠かさない
日本に帰って公立の小学校に入れることを考えているちょんぷー家ですが
私立、国立でもいろいろな特徴の学校があることは頭に入れておこうと
思い情報は集めています。
英語をキープするのは相当大変になると思うので
ある程度忘れないようにすることと、
インターでのびのび育ってしまった分
挫折が少ないところを選ばねばと思っています。
実は小さいころアメリカにいた帰国子女だけれど、大学の英語の試験に受からず
留年した友達を見てきているので、英語力キープの厳しさを感じていたりもします。
インターか日本人学校か?決めるポイント
まずはインターに興味がある場合、
親の情報収集により学校をいくつか選び、その中から費用面で出せそうなところ
を絞り、エリアも広げ何校か見学に行くことをお勧めします。
少なくとも3校以上見てみましょう。
インターの費用においてはタイミングによって割引キャンペーンなども
あったりするのでいろいろと聞いてみることです。
日本人学校に悪い噂を聞くこともあるかと思いますが
感じ方は人それぞれ。何せ人数が多いですから!
私は最終的に選択しませんでしたが、悪い印象はありませんでしたよ。
自分の通う幼稚園も、毎月誰かの自宅で持ち寄りランチパーティしている
などありえない噂があったそうです…。
噂をうのみにすることは子どものチャンスを狭めてしまい
一番もったいないことだと思います。
必ずご自身の目で確かめてください。
そして本人がその学校を気に入るかが重要なポイントです。
無理やり嫌がる子をインターに入れて、結局やめることになった方もいます。
子どもの適応力は高いですが、無理強いは禁物ですよ!
まとめ
いかがでしたか。
日本人学校とインターナショナルスクールどちらにしよう?どう選ぼう?
と悩んだ時の少しでも参考になればうれしいです。
ちょんぷー家もしょっちゅう壁にぶち当たっていますが
長女に関して言えばインター向きで選択は間違っていなかったんだな
と思っています。
またいろいろと情報をお伝えしますね!