書きたいと思ってなかなか書けなかった駐妻コラムの第二段。
今回はほぼ皆が当たるであろう壁、駐妻の不安とリスクについてお届けします。
お気楽に見える駐妻もたくさん悩みがあるんですよ‼
人間関係はどこにいても悩みだしたらきりがないので、
周りにどう思われてもいいや。という心境で好きに生きるようにしたら
毎日楽しくて仕方ないちょんぷーです。
悩みがちな方に、毒舌アドバイスが得意だとか…?
駐在妻の不安
仕事のブランクがあく不安
まずは一番に来るんじゃないかというのがこれ。
駐妻は、ビザの関係上赴任国で働けないために仕事を辞めてきています。
今まで忙しく責任感を持って働いていたのに、急に何もすることがなくなるわけです。
子どもが小さい駐妻は何かと子どものイベントがあるのでまだいいかもしれませんが、
子どもがいない・子どもがすでに大きい駐妻たちは特に孤独を感じがちかもしれません。
夫は忙しく、家庭を顧みる暇もないので、そんな気持ちも理解してもらえない。
孤独感は増し、喧嘩になりますよね!!
友達がいれば気もまぎれますが最初はみんな知り合いもいないわけです。
こういうことは必ずぶち当たる壁です。
仕事のブランクに関してはちょんぷーもまだまだ不安だらけですよ。
お友達がこっちで起業していたり、現地採用で働いていたり、
日本の友達も起業したり帰国した友達もほとんどが仕事復帰していて
イキイキ活躍しているのを見ていると不安になるしうらやましい限りです。
でも、ここにいてできることをやってみようと決めた去年から
漠然とした不安からは解消されましたね。
というのも、働き方にはいろいろな形があるとわかったからです。
例えばこんなところに登録だけでもしてみると、声がかかることもあります。
もちろん採用までは大変ですし、まだ子供も小さいし立場上も
本格的に仕事をしてしまうわけにはいきませんが、在宅ワークもいろいろあるとわかります。
今時間があるうちに勉強をしてスキルを身に着けておくこともできるのです。
ちょんぷーはブログを始めたこともそうですし、
(ドメイン取得しサーバー代払ってますのでかなりマイナスですが勉強代と思っていますw)
この時間で、今後やりたいことを考えだんだんと明確になってきたことで
帰国後のビジョンも見え、わくわくしています。
海外で収入を得るにはワークパーミット(労働許可)が必要なのでくれぐれもご注意くださいね。
人間関係の不安
いじめや上下関係、マウンティングをしてくる人も中に入るかもしれません。
奥様会などの付き合いを断つのはなかなか難しいことだと思いますが
割り切ってそこだけの付き合いとするか、なんだかんだ参加しないことも
できると思います。
また、嫌だったら逃げることです!!
引っ越しも簡単にできる環境です。
バンコク内の引っ越しもそうですし、帰国も視野に入れながら逃げるが勝ち!!
心が疲れないようにしていきましょうね。
子どもの進路の不安
日本と離れて情報が不足する、日本語等の学力が不足する、
受験を考えているのでバンコクにいていいのだろうか。
悩みは尽きないと思います。
バンコク日本人学校に関して言えば、とてもレベルが高く、
小学部でも偏差値は63くらいあるそうです。
中学部を卒業すると8割が帰国し、日本で受験をするそうです。
(高校はありません)
有名大学に入っている方は多い印象ですね。
バンコクの学校のレベルは高いので心配することはないと思います。
また、大学等先のことについてはこれから変わることが多いので情報収集がものを言います。
何処にいても調べる姿勢が大事だと思います。
駐妻の大変なこと
ワンオペ育児となる
夫に頼れない、実家も遠いワンオペ育児になるわけです。
これはもう絶対。
メイドさんを頼むことができても、やることは多いですよね。
ちょんぷーは当時メイドさんを平日の午後毎日お願いしていても
三番目が赤ちゃんのうちは午後はトイレに行く暇もないくらい忙しかったです。
(メイドさんは掃除、アイロン、私が料理中に子どもを見ていてもらうなどが仕事でした)
日本ではそんなことできないんだから‼なんて思ってもここは外国です。
頼れるものは頼りましょう。
そんな子供たちも大きくなり、今はずっと目を離さず見ていなくて大丈夫なので
それだけで楽になりましたね~。
子どものフォロー
子どもをインターに入れる場合は、日本語や宿題のフォローが欠かせません。
塾に行かせるとしても、日本と違い子ども一人で行動することはできないため
送迎なども必要です。
我が家の場合は習い事のピアノ、水泳、漢字等を中心とした日本の勉強のフォロー
必要に応じてそろばん、習字、リコーダーも日本で困らない程度に教えていますね。
母もアップデートが必要でこれが一番大変です。
うちは、夫はその部分ノータッチで水泳以外の運動系は託していますw
収入は夫のみとなる
これがつらいという駐妻も多いです。
夫がすべて管理をしている場合は、使用範囲も限られます。
びっくりするくらいお金かかるんですよ、バンコク。
多少自由が利かないとストレスのもととなりますね。
財布を握れるとストレスゼロなんですけどね。
悩める駐妻へのアドバイス
偉そうなことはいえませんが、長年駐妻をやってきている身としていえることを少々。
働いていなくたって、働いていると同じです。
価値がないわけではないですよ‼
漠然とした不安を書き出して分析しよう!!
自分は何が不安で、それを解消するにはどうしたらいいのかを
紙に書いて考えてみましょう。
人間関係でもいい、仕事、子どものことでも。
自分でコントロールできることなのか、それは人目を気にするからなのか、
多方面から分析してみるとゴールが見えてくると思います。
可能性を探ろう!!
- 駐妻でありながら、会社に就職しワークパーミットを取った方
- 起業した方
- 帰国し働き始めた方
- 夢に向かって資格を取っている方
いろんな人がいます。
こんなはずじゃなかったと嘆く前に、いろんな可能性を調べてみましょう。
ディスられても気にしない!!自分は自分‼
「駐妻はいいな~、生まれ変わったら駐妻になりたい」
といわれたことありますよ、私も。
これって受け取り方によっては、バカにしてる?ですよね。
でも私は答えました。
「でしょ!!私もそう思う!!って。」
単純に羨ましがってくれてるのかもしれないです。
ささいなことは気にしないメンタル大事です。
だって実際、楽しいですからw
チームとして家族で結束しよう!!
忙しい夫にあまり頼ってはいけないと思って私もずっと頑張っていましたが
3人目を妊娠した時に、これでは自分がダメになると気持ちを入れ替えました。
夫はもともととても協力的なので、早くこうすれば自分も楽になったのにと思いましたね。
家族はチームです。
夫の仕事を支えている分、自身も支えてもらうことは何ら悪いことではありません。
それに、
仕事ができる人はプライベートも充実させることができる
これ絶対です。
協力し合う姿勢を見せることは子どもの教育にも一番いいことだと思います。
褒めて、感謝して、協力して日々過ごしましょう。
どうしてもつらい時の相談窓口
バンコクにも相談窓口がいくつかあります。
どうしてもつらい場合は一人でため込まないで吐き出すようにしてくださいね。
DMくれてもいいですよ。誰かに話してくださいね。
https://sodanbkk.wixsite.com/minna
電話番号:+66 (0) 2-310-3257 (日本語:7時-17時)
+66-(0)8-9814-3000 (日本語コールセンター:24時間)
詳細はこちら
ちょんぷーの場合バンコク生活で何が変わったか?
何か変わったかなと思いますが、こんなところが思いつきました。
- 英語とタイ語が日常会話レベルになった
- タイ語4級を取ったのでタイ文字も少し読めるようになった
- タイ周辺国を制覇した
- サバイバルスキルが上がった
- 家族の一体感が高まった
- 暑さで痩せた→また太ったw
- 在宅ワーク等リサーチした
- WEBの勉強をかねてHPを立ち上げた
- ハンドメイドスキルが上がった
- やりたいことは9割やりつくした
こんなところでしょうか。
偉そうなこと言ってますが、結構普段だらだら漫画を読んだりしていますけどね。
一番のお勧めはこれ。いつでも読める電子漫画にお世話になっています。
時間がもったいないとあちこと出かけていることが多いですが
ひたすら寝ているときもありますよw
まとめ
駐妻はキラキラしたイメージとは裏腹に、たくさんのリスクを背負い、
しんどい面も多々あります。
しかし、駐妻でしかできない経験を活かして、その後本当にキラキラと輝く
活躍をしている人もたくさんいます。
ぜひ前向きにとらえて、日々楽しんでください。
何もしなくても、だれにも責められるものではありません。
夫や家族を支えるために海外に来るというのは、だれでもできることではないと
思うのです。年収1億相当です。
ぜひ「お互い、頑張ってるね!!」とほめあいましょう!