こんにちは、ちょんぷーです。
SNSで見る海外生活って、まるで映画のワンシーンみたいに見えませんか?
綺麗なワンピース着たモデルさんみたいなお母さんに
リゾートのような景色、ちょっとおしゃれなカフェ、子どもとのんびり過ごす毎日。
でも、実際に始まった海外生活は、そんな”キラキラ”とはほど遠いものでした。
そんな現実と、やってくる暗黒期と、それを乗り越える方法について
お話しします。

みんな一度はやってくる暗黒期、それを乗り越えたら強い!
よくある誤解「海外=キラキラ生活」

SNSで見えるのは一部だけ
たしかに、見た目は華やかに見えるかもしれません。
でもその裏で泣いてるママ、けっこういるんです。
「いいなぁ〜、海外でのんびりしてて」とか、 「働かなくていいって羨ましい〜」
とか言われるけど、 実際は、居場所のなさや社会との断絶に悩む日々。
自由って、孤独にもなるんだなって気づいたのは、海外に来てからでした。

駐在妻が抱えるリアルな育児ストレス
友達ゼロのスタート
私がいちばんしんどかったのは、 最初、誰一人知り合いがいなかったこと。
誰かと「今日は疲れたよね〜」って他愛もない会話をする相手すらいなくて、 赤ちゃんと1日中2人きり。
言葉も通じない土地での孤独感は、想像以上でした。
さらに英語もタイ語もできないもんだから、本当に大変だったし、両方できるママが輝いて見えたものでした。
ワンオペがひどすぎる
夫しか頼れる人はいないのに、頼りの夫は仕事がめちゃくちゃ忙しい。
夫の方もなれない仕事にいっぱいいっぱいだったりするのです。
ご主人はほとんど海外出張で不在なんて人も多くいます。
つまり、家事育児は全部奥さんになりがち。それがどんなに大変なことか!
もちろん分かっていたけれど、最初は話す相手もいないしとってもとっても辛かった。
日本人コミュニティの狭さと気疲れ
少しずつ知り合いができても、 今度は「狭さ」に息が詰まりそうになることも。
誰がどこに住んでるとか、どこの学校に通ってるとか、 どこの会社だとか、
全部が見えすぎてしまって、息が詰まる。
「ママ同士の距離が近すぎる」のも、海外あるあるかもしれません。
もちろんその中で仲の良いお友達ができればなんてことはないんですけどね。
合わない時とかは大変!
「働けない」ことのモヤモヤ
働けるビザがない。 保育園も気軽に預けられない。
家で子どもと過ごしていると、 「今しかない時間を大切にしなよ〜」って言われるけど、
社会と断絶される不安が大きくなっていったりして。
反対に夫はどんどん出世していくのをみて、嬉しいけれど、こんなに差がついてしまったんだなあと
どこか寂しい思いもしたりしてました。

卑屈な気持ちになる
「いいな〜海外生活」「羨ましい〜」 って言われるたびに、 なんとなく馬鹿にされているような空気を感じてしまって。
本当にいいなって思ってくれたのかもしれないけど、言われた方はモヤモヤが残ったりもするんですよね。
心が折れそうになった瞬間
子どもが夜に高熱を出して、 救急に行こうか迷ってもパートナーも仕事で不在。
「私、なんでここにいるんだろう…」って涙が出たり。
海外では、子どもが体調を崩したときの対応ひとつ取ってもハードルが高いんですよね。
あとはタイに来たばかりで何もわからない頃、夫も忙しすぎて協力してもらえなかった
こと!
飲み会も多かったので、こっちはなれない環境での育児でいっぱいいっぱいなのに、
仕事とはいえ連日酔って帰ってこられてどれだけ腹立たしかったことか!
あとは2人目からは出産するたびに異動になってましたね。なんなんだと本当に。
(2人目産んでタイ、3人目を産んだ直後はしばらくシラチャーに単身赴任、4人目でスライド・・・)
私がやってよかった!モヤモヤを乗り越えるストレス軽減の工夫

小さなつながりを作る
ママ友ができたことで、心がかなり軽くなりました。
「しんどかったね」って言い合える相手がいるだけで、こんなに違うんだって。
日本人社会に大変な思いをすることもあるけど、助けてもらうのもまた日本コミュニティなんですよね。
ランチ会は重要MTGの場と心得、積極的に参加
海外では情報が重要なので、ママ友とのランチはもはやミーティング(MTG)です。
お得なスーパーから美味しいお店だけでなく、中学・高校受験について、学校の情報など
先輩ママさん達からいろんなことを教えてもらうのってとっても重要だったりします!
助けて!っていう
無理な時にはお友達に頼りまくりました。助けてっていうことが本当に重要です。
みんな優しいので絶対助けてくれますよ。海外生活は助け合いで成り立ってます。
自分の時間をほんの少しでも
子どもが寝たあとの30分、自分の好きなことだけをする時間。
たとえば好きな香りのお茶を飲む、映画を見る、趣味の刺繍をする、それだけでいいんです。
そういう時間が心を助けてくれました。
「ちゃんと」より「ゆるく」でいい
「ちゃんとしなきゃ」じゃなくて、「今日もみんなが元気で生きてたらOK」に。
心が楽になる魔法の言葉です。
「今日私は子どもを無事に育てた」こと「私が今日も元気だったこと」を肯定してあげましょう。
発信で「自分」を取り戻す
ブログで自分の想いや日常を発信しはじめたことも、気持ちの整理に役立ちました。
最初は誰もみてくれていなくていいと、自分のリハビリのような気持ちで始めたけれど、
「誰かに届くかも」という小さな希望が自分の存在を肯定してくれた気がします。
他人のせいにせず未来への希望を持つ
海外になんて来たくなかったのになどと他責思考をせず、「自分で選択して来た」という意識を持つ方が
前向きになれると思います。
ここでの経験を全て無駄だと思わず、チャンスを活用し、未来へ希望を持つことが大切!
帰国後こういうことがしたい、こんなことができるのでは?と考えるのは楽しい時間ですよ。
これから海外で育児をするママへ
大丈夫、あなたは一人じゃない。 しんどくて泣いた日があっても、それは頑張ってる証拠です。
完璧なママじゃなくていい。 笑ってるママの方が、子どもにとっては何倍も素敵ですよ。
今しかできない経験の中で、 「わたしらしさ」を見失わないようにしてください!
無理に何かを始めようとしなくたっていいんです。
もしかすると海外生活は、今まで頑張ってきたあなたへの人生のご褒美期間なのかも!
そう思って毎日楽しむ方が、モヤモヤを抱えたり、誰かと比べたりするよりずっと有意義になりますよ。
ほんと大丈夫、大体みんなブランク期間もちょんぷーより短くて済みますから(笑)
余裕です!
まとめ
海外生活は、キラキラして見えるけど、 実は自分自身と向き合う毎日でもあります。
たくさん泣いたけど、たくさん笑えてる。
そして今、 「この経験があったから今の私がいる」って思える日がちゃんと来ます。
子どもにこんなにしっかり向き合えるってのもいいなとちょんぷーは思うんですよね。
教育に関してもたくさん勉強することができたし、何より大切な子どもの勉強を見る時間もある。
趣味のスキルも身についた。
自己肯定感高めなので年収相当額は夫より高いと思って生きてますが何か!
同じようにがんばってるママに、この想いが届きますように。