【タイとシンガポール比較】住むならどっち?生活・教育・娯楽・治安編

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【タイとシンガポール比較】住むならどっち?生活・教育・娯楽・治安編
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タイ(バンコク)とシンガポール、住むならどっちがいいの?
駐在や移住が決まったとき、多くの方が気になるところではないでしょうか。

ちょんぷーはバンコクで約8年、そのあとシンガポールで5年暮らし、両方の国で子育てをしてきました。
実際に住んでみて、どちらにもよさと大変なところがあると感じています。

今回は、タイとシンガポールを次の4つのテーマで比べてみます。

  • 生活(物価・水・住まい・メイドさん・休日など)
  • 教育
  • 娯楽
  • 治安

駐在が決まった方、タイとシンガポールの間で異動(スライド)になる方、東南アジアへの移住でどちらにするか迷っている方の参考になればうれしいです。

ちょんぷー

ちょんぷーの主観も入りますが、できるだけ客観的に比べます。
タイ最高!は変わらないけれど、シンガポールもとってもいいところですよ。

タイは広いので、この記事ではバンコクに限って書いています。駐在家庭など、日本人が多く住むエリアでの暮らしが前提です。また、海外で働くには就労ビザが必要で、条件も厳しく決められているので注意してください。

目次

タイとシンガポールの比較表|住むならどっち?

先に、比べた結果をひと目でわかる表にまとめました。

項目タイ(バンコク)シンガポール
暮らし始めやすさ△ タイ語ができると便利◎ 英語が通じる
物価◎ 安いものも多い△ とても高い
お店・食材〇 十分そろう◎ とても充実
水△ 浄水器が必要◎ 水道水が飲める
空気△ PM2.5が気になる〇 ヘイズの時期あり
住まい◎ 広くて満足度が高い△ カビと修理代に悩む
メイドさん◎ 雇いやすい△ 手続きと責任が重い
祝日◎ 多い△ 少ない
教育〇 選択肢が多い◎ レベルが高い(塾代は高め)
娯楽◎ 行き先が尽きない△ マンネリになりがち
治安〇 注意は必要◎ とても良い

ざっくり言うと、楽しさと暮らしやすさのタイ、安心と便利さのシンガポール。
ここからは、それぞれをくわしく紹介します。

タイとシンガポール住むならどっち?生活編

バンコクのタクシー

暮らし始めやすさはシンガポール

新しい生活を始めやすいのは、シンガポールです。
英語が通じることと、電車やバスなどの公共交通機関が充実していることが理由です。
ちょんぷーも、タイから引っ越して困ることはほとんどありませんでした。

シンガポールで話されている英語は「シングリッシュ(Singlish)」と呼ばれ、タイの英語と少し似ています。
きちんとした文法でなくても、「〇〇, can?」のような簡単な言い方で通じるので安心です。

タイでは、タクシーなどでタイ語ができたほうがずっと便利で、最初は苦労しました。
ただ今は配車アプリのグラブ(Grab)もありますし、英語が通じる場所も増えているので、タイでもなんとかなります。

物価はタイが安く、シンガポールは東京より高い

物価はタイが安く、シンガポールは高いです。
海外で働く人の生活費を比べたマーサー(Mercer)の「世界生計費調査」では、公表されている最新版の2024年版で次の順位でした。

都市順位(2024年)
シンガポール2位
東京49位
バンコク129位

シンガポールは世界でもトップクラスの物価の高さで、東京よりずっと上。
家賃は上がり続けていますし、野菜やお肉もほとんどが輸入なので、生活費はとても高くなります。

一方で、バンコクも「なんでも安い」わけではありません。
家族で住むようなコンドミニアムは、決して安くないのが現実です。

それでも、屋台のタイ料理は1皿50〜60バーツくらいから食べられますし、タクシーや洋服、雑貨も安いです。
チャトチャック・ウィークエンドマーケット(Chatuchak Weekend Market)なら、かなりお得に買い物ができます。
買い物天国なのは、やっぱりタイですね。

シンガポールは物価が高い分、お給料も高めです。
タイの物価は忘れて暮らすのがコツなのかもしれません(ちょんぷーは全然忘れられませんでしたが)。
お金がたまるかどうかは家庭によりますが、わが家はタイのときのほうが大変でした。

ちょんぷー

タイでは、楽しくてついお金を使ってしまうんです!

ただし、シンガポールで一気にお金が減ったのは、塾代などの教育費です。
まわりも塾に通うのが当たり前で、日本人向けの塾の月謝はだいたい次のくらいでした。

  • 1教科:月600シンガポールドルほど
  • 何教科か組み合わせる:月1,000〜1,500ドルほど(安いところで1,000ドル弱)
  • 講習が増える時期:さらに3,000ドルほど上乗せ

わが家も受験期は、塾代などで月5,000ドルほどかかりました。
子どもがいるご家庭は、教育費を多めに見ておくと安心です。

お店・食材の品ぞろえはシンガポール

お店や食材は、シンガポールのほうが充実しています。
輸入が中心の国で、海外のお店がアジアに進出するときの1号店になりやすいこともあり、いろいろなお店がそろっています。

タイは自分の国で作れるものが多く、輸入には制限もあるようです。
日本の食材は、シンガポールに比べるとあと一歩という印象(それでも十分ですけどね)。

ネット通販はどちらも便利ですが、シンガポールのアマゾン(Amazon)は日本の商品も買えたり、生鮮食品が届くサービスがあったりして驚きました。
ただ、フードデリバリーは最低注文額があることも多く、飲み物1本からすぐ届けてくれるタイのほうが便利な場面もあります。

水のきれいさはシンガポールの圧勝

水はシンガポールの圧勝です。
水道水がそのまま飲めて、においも色も気になりません。
洗濯やお風呂で困らないのが本当にうれしいポイントでした。

タイでは浄水器や軟水器をしっかりつけていましたが、それでもお風呂の水は気になりましたし、白い洗濯物が茶色っぽくなることもありました。

空気のきれいさはシンガポール。ただし湿気に注意

バンコクのように、車の排気ガスなどによるPM2.5で困る季節がないので、空気はシンガポールのほうがきれいです。
ただ、近くの国の森林火災で空がかすむ「ヘイズ(Haze)」の時期があるのと、カビっぽさはシンガポールのつらいところ。
アレルギーがある方にとっては、どちらも同じような感じかもしれません。

住まいの満足度はタイ

家の使い勝手は、どちらも似たようなもの。
コンセントの位置が不便だったり、なぜかそこに段差があったりと、日本と同じ使いやすさは期待できません。

大きく違ったのは湿気です。
シンガポールはとにかくカビが生えやすく、タイでは平気だった木や革の製品がどんどんダメになり、日本に送ったり手放したりしました。
こまめに掃除をしても、目がかゆくなったりアレルギーが出たりすることもありました。

修理代の負担も違います。
シンガポールでは、「〇ドルまでは住んでいる人が払い、それ以上はオーナーが払う」などと契約で決めることが多く、そのたびにお金がかかります。
タイのアパートでは、ほとんど全部オーナー側でやってくれました。

どんな家に住むかにもよりますが、タイのほうが家が広いことも多く、ストレスも少なめ。
住まいの満足度は、タイのほうが高かったです。

メイドさんの雇いやすさはタイ

メイドさん(タイでは「アヤさん」と呼ばれます)を雇うのは、タイのほうがずっと簡単です。
タイでは、ある程度は口約束でもなんとかなります。

シンガポールでは、住み込みのメイドさんを雇うと、雇い主として国のルールを守る責任があります。
シンガポール人材開発省(MOM)のルールでは、次のようなことが決められています。

  • 就労許可の申請と、毎月の外国人雇用税(レヴィ)の支払い
  • 医療保険と傷害保険への加入
  • 半年ごとの健康診断
  • 週1回の休日
  • 食事や住まい、病院代などの負担

レヴィだけでも、ふつうは毎月300シンガポールドルかかります。
お給料のほかにかかる費用も多いので、雇う前によく確認しておくと安心です。
帰国費用も負担することが多いようでした。

休日の多さはタイ

シンガポールは祝日がとても少なく、2026年は年間11日。
旧正月やハリラヤなど、毎年日付が変わる祝日も多く、連休が少なめです。

タイの民間企業は、法律で年13日以上の祝日を設けることになっています。
国の祝日は2026年で19日あり、ソンクラーン(タイ正月)の連休もあります。
急に祝日が増えることもあり、旅行に行きやすい環境でした。

タイとシンガポール住むならどっち?教育編

教育は、教育大国のシンガポールがとてもいい環境だと思います。

ローカルの幼稚園は保育園のような雰囲気で、夜7時ごろまで預かってくれるところもあり、休みも少なめ。
英語や中国語も学べます。
ローカルの小学校も勉強量が多く、人気があります。

シンガポール日本人学校も英語を使う機会が多く、塾に通って勉強している子が多いので、レベルが高いと感じました。
わが子たちも、シンガポールに移ってからかなり勉強するようになりました。

日本人学校の中学部は私立中学のような雰囲気で、テストも難しめです。
早稲田渋谷シンガポール校を目指す子も多く、塾に通うのが基本。
英語で学べるグローバルクラスがあるのも魅力ですが、こちらは試験が必要です。

日本語で学べる高校がない国が多い中、早稲田渋谷シンガポール高校があるのも大きな魅力ですよね。

タイもインターナショナルスクールの数が多く、学校を選びやすい環境です。
泰日協会学校(バンコク日本人学校)は児童・生徒数が多く、レベルも高いです。

タイとシンガポール住むならどっち?娯楽編

シンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

遊ぶ場所の多さは、タイの圧勝です。
海も山もあり、何年住んでも行きつくすことはありません。

シンガポールは小さな国なので、インスタグラムを見ていても「またここだな」と感じることが多く、マンネリになりがち。
その代わり、マレーシアやインドネシアへ気軽に出かけられるのは魅力です。
ちょんぷーは、シンガポールからタイにも毎年遊びに行っていました。

タイとシンガポール住むならどっち?治安編

シンガポールは法律やルールが厳しいこともあり、治安はとても良いと思います。
日本人の子どもでも、12歳前後になると歩いて学校に行ったり、もっと小さな子がバスで習い事や遊びに出かけたりしています。
中学生は夜遅くまで塾に通い、ひとりで帰ってくることも。
もちろん、どこに住んでいても気をつけることは大切です。

タイでは、子どもがひとりで出かけることはふつうはありません。
日本人家庭では、学校の送り迎えはスクールバスや運転手さん、親の付き添いが基本です。

結論|タイ(バンコク)は楽しさと暮らしやすさが魅力

遊ぶ場所が尽きない楽園。ただし誘惑も多いので、気を引き締めることも必要。

あんなに遊びまわったのに、シンガポールに引っ越してからも何度も行きたくなるほど、魅力的な場所がたくさんあります。
何年住んでも飽きません。
ただ、ときどき大きな事件も起こるので、油断は禁物です。

結論|シンガポールは安心と便利さが魅力

海外にいながらなんでも手に入る、街も夜景もきれいな場所。すべてがハイレベル。ただしお金はかかり、遊ぶ場所は少なめ。

ひと通り見てしまうと少し落ち着きますが、それがいいんです(笑)。
公園も多くてのんびり散歩できますし、安心して暮らせる、とてもいい場所でした。

まとめ|タイとシンガポール、大切にしたいことで選ぶ

タイとシンガポールを比べてみると、こんな違いがありました。

  • 物価・住まい・メイドさん・祝日・娯楽ならタイ
  • 暮らし始めやすさ・水・お店・教育・治安ならシンガポール

どちらの国にも、いいところと気をつけたいところがあります。
家族が何を大切にしたいかで、合う国は変わるはず。
これからタイやシンガポールで暮らす方の参考になればうれしいです。

子どもの教育、ひとりで悩んでいませんか?

英語のこと、学校選びのこと、これからの進路のこと。子どもの教育は、正解がわからないまま決めなければならないことばかりです。

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もっとくわしく知りたい方は、noteもどうぞ。海外で4人の子どもを育てたわが家の体験を、ブログより一歩ふみこんで本音でつづっています。

【タイとシンガポール比較】住むならどっち?生活・教育・娯楽・治安編

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この記事を書いた人

タイとシンガポール13年の海外生活を経て、「わたしと子どもの世界を広げる旅と教育」をテーマに発信中。 4児ママならではの視点で、親子で100%楽しめるアジア子連れ旅行のコツ、教育移住、気になる帰国子女教育について実体験ベースで更新しています。

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