バンコクのインターナショナルスクールから
シンガポールの学校に行きはじめて1か月がたちました。
まずはインターから日本人学校に通うことを決めた理由と
実際にどんな感じだったかをご紹介します。
心配していたよりすんなりなじめて
子どもたちの適応力に感動しています。
周りの子たちもとっても優しい!!!
インターから日本人学校に通うことを決めた理由
今回、シンガポールでインターナショナルスクールに通わせることを考えなかったか?
という質問もよく受けるのですが、
正直ほぼ考えませんでした。
その理由は・・・
日本人学校の魅力と日本語をメインにしていきたいという考え
一つの大きな理由が、そろそろ長女が高学年になるので
中高を見据え日本語をメインに、深く考える力を養いたい
と思ったからです。
インターに通わせたことは後悔はまったくありません。
英語で学んできたことを無駄にするのではなく、母国語である
日本語をしっかりと熟成させて、その後、自分がどういう道に
進むのか自分で判断できるようになるといいなと考えたからです。
また、シンガポールの日本人学校はレベル世界一とのうわさで
英語のレベルも非常に高く、レベル別に授業が行われ、
水泳や音楽など英語で授業が行われるものもあります。
そういう部分にも魅力を感じました。
教育費のコスト問題
もう一つの理由が早期に教育費のコストがかかりすぎること
が挙げられます。
我が家は4人子どもがいる上に海外にいるのも期間限定。
そう、いつかは日本に帰る予定なわけです。
シンガポールのインターもものすごい値段‼
タイのインターが安く感じました。
高校でも、唯一の日本人高校、早稲田渋谷シンガポールはでも間300万円以上‼
全員平等に教育を受けさせたいと思うと、ここで背伸びしてもいけませんから
現実的に、ちょうどよいタイミングでした。
インターから日本の学校に通う‼実際どうだったか?
小学校高学年までインターだった長女
年頃なこともあり一番心配だったのが長女。
お友達とうまくやれるだろうか、という母の心配はよそに
本人は特に不安も見せずに、すぐに楽しかった‼と言って帰ってきました。
英語のプレイスメントテストでは一番上のクラスに入れたようですが
インターを出ていてもとても大変だと言っています。
(毎年入れ替えがありますので来年はどうかわかりません!)
また、英検の受験経験も活きているよう。
テストの成績も割とよく、すんなりなじみました。
特に、
- 図工の彫刻刀
- 家庭科のミシン
- 音楽のたて笛など
5年生から本格化するものが、実際未経験でほぼできない状態だったのですが
日本の学校で経験できていたこともよかったです。
彫刻刀やミシンを祖父母に教えてもらったりもしてきました。
勉強の方もインターの傍らしっかり見ていたので私も本当によく頑張ったな!と
自画自賛です。まだただのスタートラインですが(笑)
ともかく今まで経験したさまざまなことがプラスに働いているよう。
中学が大変らしいので…頑張ります。
小学校低学年までインターだった次女
英語力が恐ろしく低下してしまい心配だったのですが、
こちらも一緒に頑張った英検の経験が活きて、英語は上から2番目のクラスに。
テキストも全く違うものを使うので授業はなかなか難しいそうです。
低学年は日本語が怪しくなりがちですが、それも矯正できる
タイミングで良かった‼
作文、詩、暗唱、今までやったことがないものがどんどん
できるようになっています。
英会話の方がどれくらい戻ったのかはそろそろネイティブキャンプで
チェックしてみようと思います。
幼稚園までインターだった三女
こちらは、長いオンラインと帰国で英語力はほぼゼロになりました。
残念!
ですが仕方ないですね。
もう少し英語を入れたいので
シンガポールではインターナショナル幼稚園に通わせることにしました。
一番月の保育料が高いよ‼
幼稚園では勉強‼というわけではなさそうなので
こちらもフォニックス、Readingと上の子を見ていて
どんな教材でどう教えたらいいかが分かってきたので
家で教えることに。
もういっそ、塾開きたい~。
日本の学校からインターへ行った友達の場合
我が家と真逆で、日本の学校からインターへ行くことを
考えている人もいると思います。
周りでも案外いるのですが、皆最初はとても苦労するようですが
なじむのが早いですね。
中学生からインターに通い始めた場合も、高校生からインターに
変わった場合でも、みんなしっかりついていっている印象です。
英語ゼロからの場合はサポートも並大抵でないとは思いますし
本人の高い目標と強い意志とともに努力が必要なことは
間違いないです。
英会話教室ではないので、英語で学ぶということは
かなり大変です。
でも、アメリカの大学に入った場合なども自分から状況を話せば
先生もゆっくり話してくれたりしてくれるようなので
必要な時は自分からのアピールも必要ですよ。
中高、大学と海外の大学が濃厚な場合は
インターにそのまま進むのがスムーズですね。
受け入れの可否は学校によって違うのでぜひ問い合わせてみてくださいね。
日本の学校=グローバル教育を諦めるわけではない
結論として、インターナショナルスクールに通うことは終了した
我が家ですが、グローバル教育や海外の大学を諦めたわけではないのです。
本人の希望によってですが、日本の大学から海外の大学に行くことも可能ですし
公立校からハーバードにいった方もいますからね。(‼)
どこにいたって自分の努力で道は開けると思うのです。
親はその時に出来る限りのサポートを全力でするのみ。
塾に通わせるかどうかも、費用と通う時間を考えて自分が見たほうがよければ
教えようと各種テキストを標準からハイレベルまで購入してきました。
親も勉強ですね。
まとめ
いかがでしたか、子どもの適応力はものすごいもので、
インターから日本人学校へ行っても、日本人学校からインターへ行っても
本人の意志さえあればきっとうまくやってくれるはずです。
我が家はシンガポールに来たことは子供の教育を考えると
とても良いことで、ラッキーでした。
タイのように遊べない今、子どもの教育をメインに生活をすることになりそうなので
いろんな教材を分析したり効率よく結果が出る方法を模索していきたいなと思います。