海外で駐妻になるということ②帯同の不安とリスク|仕事・人間関係・お金のリアル

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海外で駐妻になるということ② 帯同の不安とリスク|仕事・人間関係・お金のリアル
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パートナーの海外赴任が決まり、「駐妻(ちゅうづま・ちゅうつま)」になることが見えてきたとき。楽しみな気持ちと同じくらい、あるいはそれ以上に大きな不安や葛藤が押し寄せてきますよね。

「せっかく働いてきた仕事を辞めていいの?」「現地での人間関係は?」「お金はどうなるの?」

今回は「海外で駐妻になるということ」シリーズの第2弾として、帯同にあたって多くの方が直面する「仕事のブランク」「人間関係」「お金」という3大リスクと不安のリアルについてお届けします。

ちょんぷー

人間関係は、どこにいても悩み出したらきりがありません。「周りにどう思われてもいい」という心境で好きに生きるようにしたら、毎日楽しくて仕方がなくなりました。

※「駐妻とは?」という基本的な意味や、仕事・キャリアの選択肢、オンラインワークのビザの注意点については、こちらの記事で詳しく解説していますので、併せてチェックしてみてくださいね。

目次

駐在妻の不安

仕事のブランクができる不安

駐妻の悩み

おそらく、一番に思い浮かぶのがこの不安ではないでしょうか。

駐妻は、ビザの関係上赴任国で働けないために仕事を辞めてきています。

今まで忙しく責任感を持って働いていたのに、急に何もすることがなくなるわけです。

日本でバリバリ働いていた人ほど、急に「誰かの配偶者」「〇〇さんの奥様」という肩書になり、名刺もなくなり、社会から取り残されたような焦りを感じやすくなります。自分の名前で社会とつながれない感覚に、アイデンティティを見失いそうになる方も少なくありません。

子どもが小さい駐妻は何かと子どものイベントがあるのでまだいいかもしれませんが、子どもがいない・子どもがすでに大きい駐妻は、特に孤独を感じやすいかもしれません。

夫は忙しく、家庭を顧みる余裕もないため、そうした気持ちを理解してもらえないこともあります。孤独感が増し、喧嘩につながることも少なくありません。

友人がいれば気も紛れますが、最初は誰もが知り合いのいない状態からのスタートです。多くの駐妻が、一度はぶつかる壁だと思います。

仕事のブランクに関しては、私自身もまだまだ不安を感じています。

現地で起業したり、現地採用で働いたりしている友人もいれば、日本の友人も起業していたり、帰国後にほとんどが仕事に復帰して活躍していたりする様子を見ると、不安になると同時に羨ましく感じることもあります。

ですが、「ここでできることをやってみよう」と決めてからは、漠然とした不安が和らぎました。

というのも、働き方にはいろいろな形があるとわかったからです。

例えばこんなところに登録だけでもしてみると、声がかかることもあります。


もちろん採用までの道のりは簡単ではありませんし、子どもがまだ小さく、立場上すぐに本格的な仕事をするのは難しい状況ですが、在宅ワークにも様々な形があることがわかります。

今、時間があるうちに勉強をしてスキルを身につけておくこともできます。

私自身、ブログを始めたのもそのひとつです(ドメイン取得やサーバー代の負担はありますが、勉強代だと捉えています)。この時間を使って今後やりたいことを考えるうちに、少しずつやりたいことが明確になり、帰国後のビジョンも見えてきて、わくわくしています。

ちょんぷー

海外で収入を得るにはワークパーミット(労働許可)が必要なのでくれぐれもご注意くださいね。

仕事のブランクとキャリアについては、こちらの記事でさらに詳しく掘り下げています。

人間関係の不安

いじめや上下関係、マウントを取ってくる人が中にいる場合もあるかもしれません。

同じコンドミニアム、同じ子どもの学校、夫の勤務先つながりなど、どうしても狭い世界での付き合いが多くなりがちです。「夫の社内での立場が、妻同士の付き合いに影響するのでは」と余計な気を使ってしまい、精神的に疲れてしまうケースも少なくありません。

奥様会などの付き合いを断つのは難しいと感じるかもしれませんが、「そこだけの付き合い」と割り切ったり、思い切って参加しないという選択もできます。

また、無理だと感じたら「逃げる」という選択肢があることも、覚えておいてください。

引っ越しも簡単にできる環境です。

バンコク内での引っ越しはもちろん、帰国という選択肢も視野に入れながら、無理をしないことが一番です。

すべての日本人付き合いに無理に合わせる必要はありません。現地の習い事や語学学校、ローカルのボランティア、SNSでつながった趣味の仲間など、「夫の会社とは関係のない自分だけの居場所」を一つでも作っておくと、心がぐっと楽になります。

心が疲れてしまう前に、無理のない付き合い方を選んでいきましょう。

「駐妻ヒエラルキー」を実際どう感じるかは人によってかなり差があります。私自身の体感については、こちらでも詳しく書いています。

子どもの進路の不安

日本から離れて情報が不足する、日本語などの学力が不足する、受験を考えるとバンコクにいて良いのだろうか、など悩みは尽きないと思います。

バンコク日本人学校に関して言えば、とてもレベルが高く、小学部でも偏差値は63くらいあるなんて話も。

中学部を卒業すると8割が帰国し、日本で受験をするそうです。(高校はありません)

有名大学に進学している方も多い印象です。バンコクの学校はレベルが高いので、過度に心配する必要はないと思います。
シンガポールもかなりのレベル感です。


バンコク日本人学校についてはこちら
シンガポール日本人小学校についてはこちら
シンガポール日本人中学校についてはこちら

また、大学等先のことについてはこれから変わることが多いので情報収集がものを言います。何処にいても調べる姿勢が大事だと思います。

駐妻の大変なこと

ワンオペ育児になる

育児

夫に頼れず、実家も遠い中でのワンオペ育児になります。

これは、駐妻の多くが経験することだと思います。

メイドさんを頼むことができても、やることは多いですよね。

私自身、当時は平日の午後、毎日メイドさんにお願いしていましたが、三番目の子がまだ赤ちゃんだった頃は、午後にトイレへ行く時間もないほど忙しい日々でした(メイドさんには、掃除やアイロンがけ、料理中の子どもの見守りなどをお願いしていました)。

日本では難しいことかもしれませんが、ここは海外です。

頼れるものは頼りましょう。

子どもたちも大きくなった今は、常に目を離さず見ている必要がなくなり、その点はとても楽になりました。

子どものフォロー

子どもをインターに入れる場合は、日本語や宿題のフォローが欠かせません。

塾に行かせるとしても、日本と違い子ども一人で行動することはできないため送迎なども必要です。

我が家の場合は、ピアノや水泳などの習い事に加え、漢字を中心とした日本の勉強のフォローをしています。必要に応じて、そろばんや習字、リコーダーなども、日本に帰っても困らない程度に教えています。

母もアップデートが必要で、これが一番大変です。

我が家では、夫はこの部分にはあまり関わらず、水泳以外の運動系を任せています。

収入は夫のみになる

お金がかかる

これがつらいという駐妻も多いです。

夫がすべて管理をしている場合は、使用範囲も限られます。

日本で働いて自分のお金を自由に使っていた人ほど、無収入になることで「パートナーが稼いだお金を使わせてもらっている」という感覚に陥りがちです。自分の服を買ったり趣味にお金を使ったりすることに、罪悪感を抱いてしまうのも駐妻あるあるのストレスです。

バンコクでの生活は、驚くほどお金がかかります。ある程度自由に使えるお金がないと、ストレスの原因になりやすいです。

近年は円安や現地の物価高、インターナショナルスクールの高額な教育費など、想定以上にお金がかかるケースも増えています。渡航先の物価感や会社からの手当の範囲を事前に夫婦で共有し、「自分のお小遣いや家計管理のルール」を話し合っておくことが、ストレスを防ぐコツです。

家計を自分で管理できると、ストレスはぐっと減るはずです。

悩める駐妻へのアドバイス

偉そうなことは言えませんが、長年駐妻をしてきた立場から、少しお伝えできることがあります。

働いていなくても、それは働いているのと同じ価値があります。決して、価値がないわけではありません。

漠然とした不安を書き出して分析する

自分は何が不安で、それを解消するにはどうしたらいいのかを紙に書いて考えてみましょう。

人間関係でも、仕事でも、子どものことでも構いません。自分でコントロールできることなのか、人の目を気にしているだけなのか、多方面から分析してみると、ゴールが見えてくると思います。

可能性を探ってみる

  • 駐妻でありながら、会社に就職しワークパーミットを取った方
  • 起業した方
  • 帰国し働き始めた方
  • 夢に向かって資格を取っている方

いろんな人がいます。

こんなはずじゃなかったと嘆く前に、いろんな可能性を調べてみましょう。

何を言われても気にしない、自分は自分

「駐妻はいいな、生まれ変わったら駐妻になりたい」と言われたことが、私にもあります。

受け取り方によっては、からかわれているように感じる言葉かもしれません。それでも私は、「でしょう、私もそう思います」と答えました。

単純に羨ましがってくれているのかもしれません。

些細なことを気にしないメンタルは大切です。実際、駐妻生活は楽しいことも多いですから。

チームとして家族で結束する

忙しい夫にあまり頼ってはいけないと思って私もずっと頑張っていましたが、3人目を妊娠した時に、これでは自分がダメになると気持ちを入れ替えました。

夫はもともと協力的なタイプだったので、「もっと早くこうすればよかった」と感じました。家族はチームです。

夫の仕事を支えている分、自身も支えてもらうことは何ら悪いことではありません。

それに、仕事ができる人はプライベートも充実させることができる。これは間違いないと思います。

協力し合う姿勢を見せることは子どもの教育にも一番いいことだと思います。褒めて、感謝して、協力して日々過ごしましょう。

夫婦・家族としての向き合い方や、人事に求められるサポートについては、こちらの記事でさらに詳しく書いています。

どうしてもつらい時の相談窓口

どうしてもつらい場合は、一人でため込まないで吐き出すようにしてくださいね。

NPO法人あなたのいばしょ
外務省と連携し、海外在住の日本人向けに運営されているチャット相談窓口です。24時間365日、無料・匿名で、電話番号がなくても相談できます。
https://talkme.jp/

DMをいただいても構いません。ひとりで抱え込まず、誰かに話してくださいね。

ちょんぷーの場合、バンコク生活で変わったこと

何か変わったかなと思いますが、こんなところが思いつきました。

  • 英語とタイ語が日常会話レベルになった
  • タイ語4級を取ったのでタイ文字も少し読めるようになった
  • タイ周辺国を制覇した
  • サバイバルスキルが上がった
  • 家族の一体感が高まった
  • 暑さで痩せたものの、また太った
  • 在宅ワーク等リサーチした
  • WEBの勉強をかねてHPを立ち上げた
  • ハンドメイドスキルが上がった
  • やりたいことはやりつくした

こんなところでしょうか。

偉そうなことを言っていますが、普段は漫画をだらだらと読んでいることも多いです。

いつでも読める電子コミックにお世話になっています。時間がもったいないと思ってあちこち出かけていることが多いですが、ひたすら寝ているだけの日もあります。要はバランスですね。
子どもが多いだけで生きてるだけで頑張ってると思ってもらえるのがラッキーだなと思っています。

まとめ

駐妻はキラキラしたイメージとは裏腹に、たくさんのリスクを背負い、しんどい面も多々あります。

しかし、駐妻でしかできない経験を活かして、その後本当にキラキラと輝く活躍をしている人もたくさんいます。

ぜひ前向きにとらえて、日々楽しんでください。

何もしなくても、だれにも責められるものではありません。

夫や家族を支えるために海外に来るというのは、誰にでもできることではないと思います。年収1億円相当の働きだと、私は本気で思っています。

ぜひ「お互い、頑張っているね」と褒め合いましょう。

\ 駐妻になって、ふと立ち止まったあなたへ /

「子どものことは考えている。でも、私はこの先どうしたい?」

  • 仕事を辞めた。キャリアが止まった気がする。
  • 海外生活は楽しいけれど、帰国後が不安。
  • 何か始めたいのに、自分に何ができるのかわからない。

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この記事を書いた人

タイとシンガポール13年の海外生活を経て、「わたしと子どもの世界を広げる旅と教育」をテーマに発信中。 4児ママならではの視点で、親子で100%楽しめるアジア子連れ旅行のコツ、教育移住、気になる帰国子女教育について実体験ベースで更新しています。

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