インターナショナルスクールに入学を決めたときに、気になるのは
日本の教科書はもらえるのか?という問題です。
特にバンコクでインターナショナルスクールに通うことを決めた場合、
いつまでに教科書の手続きをすればいいのかなどという詳細についてと
日本の小学校への体験入学についてもレポートしますよ!
長女の教科書手続きに気を取られ、次女のことをすっかりと忘れていたのは何を隠そうこの私です。
焦った焦った!!
忘れている方、至急大使館に問い合わせてみたらまだ間に合うかもしれませんよ??
教科書の無償配布って?
タイ国日本大使館のHPによると、
文部科学省では、「日本国籍を有し、海外に長期滞在する義務教育学齢期の子女」を対象として、日本の教科書の無償配布を行っています。
対象となるのは、現在、当館管轄地域に長期滞在し(※)、現地校やインターナショナル・スクールへ通学している子女及び自宅学習の子女です。
とあります。インターナショナルスクールに通うことが決まった場合でも
教科書を受け取ることができます。
無償配布の手続きの方法
教科書の無償配布は中学生は年1回、小学生は年2回受付があります
- 小学校前期用・中学生通年用 9月受付、翌年3月下旬~5月配布
- 小学生後期用 3月受付、9月下旬~11月配布
ということで、来年からはインターに入れたいとお考えの新一年生のご家庭では
前年の9月には手続きが必須なのです!!
日本人学校に入学が決まっている場合は学校経由で受け取れるので手続きの必要はありません。
完全に過ぎてしまった…という場合でも、急に帰国が決まったりして予定よりも
余ることもあるようで受け取れることもあります。
大使館に問い合わせてみることをお勧めします‼
配布対象となる方
教科書を受け取ることができる人は以下の通り。
- 日本国籍(重国籍を含む)を有する日本の義務教育学齢期の子女であること
- 1年以上長期滞在している又は滞在予定であること
- 大使館へ在留届を提出していること
対象とならない人は、
- 永住者(将来、本邦の学校等に進学・就労する意志がある場合は対象となります。)
- 日本国籍を有しない子女、若しくは外国籍のみの子女(日本人学校や補習校に在籍していても対象になりません。)
手続きの方法
申し込みに必要な書類
- 教科書無償配布申込書
大使館HP教科書関連ページ上にUPされます。 - 子どものパスポートのコピー
(有効な日本旅券を所持していない場合は、6か月以内に発行された戸籍謄(抄)本(コピー可) - 未提出の方は在留届
こちらをそろえて、日本大使館領事部まで提出します。
提出方法
- 領事窓口への直接提出(窓口時間:午前8時半~12時と午後1時半~4時)
- 郵送(宛先)Consular Division, Embassy of Japan
177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330 - FAX(代表FAX:02-207-8511)
- Eメール kyokasho@bg.mofa.go.jp
とEメールでも提出が可能となりました。
受け取りは
受け取りは、大使館の窓口となります。
パスポート等の身分事項を確認できるものを必ず持参してください。
また、代理の方が受領される場合には、
- 子女の日本旅券のコピー
- 代理人の身分証明書
を持参してください。
配布期間内に受取りされない場合は申し込みが無効となりますのでご注意ください‼
在タイ日本国大使館領事部
住所:Embassy of Japan, Consular Division 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
電話番号:(直)02-207-8501・02-696-3001
FAX:02-207-8511
Eメール:kyokasho@bg.mofa.go.jp
HP:大使館のHP
インター生は日本の小学校に体験入学ができる?
ちょんぷー家の長女は、小学校2年生の7月上旬から中旬にかけて
自分の母校である実家近くの小学校に体験入学に行きました。
その時の体験がかけがえのないものとなったので、また機会があったら通学させたいなと
思っています。
インター生は夏休みが6月7月あたりなので、日本の小学校は休みではありません。
休みがずれているならではの経験がさせられるのです!
小学校に体験入学させたいと思ったら?
自治体によってやり方は様々かと思いますが、まずは情報収集‼
自治体のサイトで海外から転入する子供の就学手続きの項目があるか確認します。
ない場合は、教育委員会または小学校に直接連絡をとります。
ちょんぷーの場合は小学校に直接連絡を取るが正解でした。
母に頼み電話で話をしてもらい教頭先生が対応してくれました。
その後一度母に学校に出向いてもらって軽く話を聞いて時間割などをもらってきてもらい
体験入学の当日に私も一緒に挨拶に行き、
保険関係にサインしたり必要な費用をあらかじめ清算してきました。
なんと必要経費は給食費実費とその他実費のみ!
それで素晴らしい日本の授業が受けられて、どんな塾に行くよりも良かったですね。
必要なものは?
- ノート数冊
- 筆記用具
- ランチマット
- 上履き
- あればピアニカ(持っていきませんでした)
- 体操服のかわりになるもの
- 水着、ゴーグル、タオル、帽子
教科書は使っているものが違ったので借りられました。
水着は持って帰り、あとは帰国してからユニクロでスポーツウェアを買ったりして
持っていきました。
通ってみて子どもはどうだったか?
うちは2週間ほどの体験入学だったのですが、すぐにお友達とうちとけ、
毎日楽しく通ってくれました。
ただ、
- 歩いて学校に行くこと
- ランドセルが重いこと
- 教科書を持って帰ること
- 給食当番や掃除など
- エアコンがほぼないこと(あるのですが壊れていたりなかなかつけなかったり…)
- プールが簡単すぎること
- 英語が簡単すぎること
- 国語の授業が長いこと
このあたりは改めて驚いたようです。
学校から帰ると絞れるほどの汗をかいていて、疲れてうとうとすることもあり驚きました。
バンコクでは毎日暑いけれどスクールバスで通学し、学校もエアコンがガンガンに
かかっていますからね。体力も意識しないとつきませんね。
まだ2年生なので授業についていけないなどはありませんでしたが、
学校でたくさん漢字を覚えてきたり、宿題に苦しんだり、
みんなで詩を作ったり、みんなが最後の日に手紙を文集のようにまとめてくれたり、
親友ができたり…。
子どもにとっても素晴らしい経験となりました。
最終日は一人一人にタイからのギフトと、みんなのイラストと手紙を
プレゼントしました。
冬に急遽短期間帰国した際は1日だけ入学もさせていただき、
みんなと再会できてとても喜んでいましたよ。
日本の学校でも楽しく過ごせた思い出は、いつか帰国する際にも
大きな自信につながるのかなと思っています。
まとめ
いかがでしたか。今回はバンコクでの教科書の無償配布についてと、
一時帰国の際の小学校への体験入学についてご紹介しました。
インターに通うことになっても日本の学校や勉強に触れる機会を作ることは可能です。
ぜひ帰国の際の準備として、いろいろと活用してくださいね!