本帰国後に後悔しない!子連れ帰国の手続き順番・学校・スマホまとめ

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本帰国後に後悔しない!子連れ帰国の手続き順番・学校・スマホまとめ
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海外生活を終えて、いよいよ日本へ本帰国。「日本人なんだから、帰国すれば何とかなるでしょ」……と思っていたのですが、実際に帰ってみると、本帰国後の生活立ち上げは想像以上の怒涛の日々でした。

わが家は13年間の海外生活を経て、2026年春に日本へ本帰国しました。しかも子どもは4人。学校手続き、スマホ、銀行、マイナンバーカード、児童手当、自転車、新居……。一つひとつは単純でも、すべてが同時進行で押し寄せてきます。

半年ほど日本で暮らしてみて痛感したのは、「これ、帰国前に知っておきたかった」というリアルなポイントの多さです。この記事では、一般的な手続きリストには載っていない、子連れ本帰国を乗り切るための実践的な攻略法をまとめました。これから帰国を迎える方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

本帰国そのものの流れや、家探し・引っ越しについては、こちらの記事でも詳しく書いています。

目次

本帰国は「手続きの順番」が最大のカギ

本帰国して真っ先に感じたのは、手続きそのものよりも「動く順番」が命だということです。

  • マイナンバーカードがないと携帯電話が契約できない
  • 携帯電話番号がないと銀行口座が作れない
  • 銀行口座がないと学校指定の口座も作れない

このように、日本のあらゆる手続きは数珠つなぎで連鎖しています。特に子連れ帰国の場合、親の生活基盤づくりと並行して「学校関連」が一気にスタートします。順番を間違えると、二度手間に陥りがちです。

帰国前に絶対にやっておくべきこと

まずは、日本に到着する前に海外現地で仕込んでおくべき重要ステップです。

国外転出者向けマイナンバーカードを取得する(対象者のみ)

2026年4月の法改正により、携帯電話の契約にはマイナンバーカードなどのICチップ本人確認がほぼ必須になりました。長年海外に住んでいると「マイナンバーカードなんて持っていない」となりがちですが、実は海外にいながら取得できる制度があります。

2024年5月のルール変更で、海外転出届を出してもマイナンバーカードは失効しなくなり、さらに海外にいながら新規発行・更新ができる「国外転出者向けマイナンバーカード」という仕組みができました。

  • 対象:2015年10月5日以降に国外転出届を出した日本国籍者
  • 申請方法:オンライン申請
  • 受け取り場所:現地の在外公館(大使館・領事館)、本籍地の市区町村、またはその他の市区町村から選択(一時帰国時の受け取りも可)

ただし注意点があります。この制度の対象は「2015年10月5日以降に出国した人」に限られます。マイナンバー制度が始まる前から海外に住んでいる方(うちのように10年以上前から、という方)は対象外で、海外での取得ルートがそもそもありません。この場合は、帰国後に転入届を出してから、通常の新規発行(特急発行)を申請することになります。

対象になる方は、帰国が決まったら早めにオンライン申請だけ済ませておき、一時帰国のタイミングや最後の帰国時に受け取るのがおすすめです。処理には時間がかかるので、余裕を持って動きましょう。受け取ったカードには帰国後の住所はまだ反映されていないので、本帰国後、転入届を出すタイミングで「マイナンバーカードの記載事項変更の申出」もあわせて行ってください。

ちょんぷー

ちなみに私自身は、昔から使っていた楽天モバイルの番号を海外にいる間もずっと維持していたので、このICチップ規制の影響を受けずに済みました。今からでも遅くありません。これから海外に出る方、まだ日本の番号を解約していない方は、思い切って解約せず、格安プランのままキープしておくことを強くおすすめします。帰国時にゼロから契約し直す手間を、まるごとスキップできますよ。

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学校選びを進める

子どもがいる家庭で最優先すべきは学校選びです。公立・私立、帰国生入試や編入など、年齢によって必要な準備が全く異なります。帰国生入試や編入の時期・準備については、こちらの記事もあわせてご覧ください。

自治体・学校の「補助金・助成金」を事前リサーチ

日本は子育て支援が手厚い反面、「自分で申請しないともらえない制度」がたくさんあります。住む予定の自治体名を入れて、あらかじめ検索しておきましょう。

「〇〇市 子育て 補助金」「〇〇市 自転車 ヘルメット 助成」といった形で調べるのがおすすめです。

海外SIMの解約について

海外SIMの解約は、現地に居るうちに済ませておくのが基本です。窓口に直接行けるので手続きがスムーズですし、余計な料金も発生しません。

ただし、出国直前はとにかくバタバタするもの。「解約する前にSIMを止められてLINEの認証SMSが受け取れなくなった」「結局タイミングを逃して、解約しないまま帰国してしまった」というのは、駐妻あるあるです。もし間に合わなかった場合も、多くのキャリアは帰国後に電話やオンラインで解約手続きができます。タイのAISの場合の帰国後の問い合わせ先は、こちらにまとめています。

なお、シンガポールのキャリアは解約時に違約金が発生しがちなので要注意です。特にシングテルでは、違約金を取られたという声をよく聞きます。

帰国直後にダッシュで動くべき行政・生活手続き

日本に到着したら、優先順位が高いものから一気に片付けます。

①携帯電話番号を確保する

帰国直後はまず電話番号を確保することが最優先です。ですが、最初から一生使うキャリアを1つに絞る必要はありません。

家電量販店や携帯各社では、新規契約やMNP(乗り換え)で大幅なポイント還元や端末割引キャンペーンを実施しています。まずは基本の回線を確保し、タイミングを見てお得なキャンペーンへ乗り換えるのも賢い選択です。家族全員分のスマホとなると、還元額の差はばかになりません。

わたしは長年楽天モバイルを使っていたのでこのタイミングで番号があるのは非常に楽でした。というか携帯番号がないとまずはそこから、になるので大変です。

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マイナンバーカードが手元に届くまでの「つなぎ」はどうする?
2026年4月の法改正以降、携帯電話の新規契約にはマイナンバーカードなどのIC本人確認がほぼ必須です。銀行口座や学校の手続きに使える「日本の電話番号」がすぐに欲しい場合、残念ながら近道はありません。

一方、「とりあえずネットにつながればいい」という場面(地図、連絡アプリ、情報収集など)であれば、本人確認不要のデータ専用eSIMでしのぐことができます。マイナンバーカードが届くまでの数日〜1週間、これで乗り切るのがおすすめです。

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②マイナンバーカードの「特急発行」を活用

海外から日本へ転入した人は、マイナンバーカードの「特急発行・交付制度」の対象になります。転入届を出す市区町村の窓口で申請すると、原則1週間ほどでカードが自宅に届く便利な制度です。

  • 申請期限:転入などの事由発生から30日以内
  • 申請方法:市区町村窓口(本人確認が必要)

普通に申請して1ヶ月以上待つ前に、役所の窓口で「海外からの転入ですが、特急発行できますか」と必ず確認しましょう。海外で国外転出者向けマイナンバーカードをすでに取得している方は、このタイミングで転入届とあわせて「記載事項変更の申出」を行い、日本の住所を反映させてください。

③LINEの電話番号を日本の番号に切り替える

日本のSIMが届いたら、いよいよLINEの番号切り替えです。単なる「設定変更」ではなく、一度アプリを削除して入れ直し、「アカウントを引き継ぐ」という形で番号を移す作業になります。

この手順が使えるのは、日本・台湾・タイ・香港・韓国の電話番号に変更する場合です。それ以外の国の番号への変更はできません。今回日本に変更するので、このやり方になります。

  1. LINEアプリをアンインストール(削除)する
  2. 日本のSIMに差し替えたうえで、LINEを再インストールする
  3. 「ログイン」→「その他の方法でログイン」→「電話番号でログイン」を選び、日本の新しい番号を入力する
  4. 届いたSMSの認証番号を入力する(SMSが届かない場合は「通話による認証」に切り替えられる)
  5. 「すでにアカウントをお持ちですか?」の画面で「アカウントを引き継ぐ」をタップする
  6. 以前LINEに登録していた電話番号またはメールアドレスと、パスワードを入力してログインする

ポイントは、最後の「引き継ぎ」の段階で、旧番号かメールアドレス+パスワードのどちらかが必要になることです。事前にメールとパスワードを登録し忘れていると、この時点でログインできなくなり、トーク履歴も友だちリストも失ってしまう可能性があります。

詳しい手順は、LINE公式ヘルプページでも確認できます。
他国の電話番号へ変更/登録するには?|LINEヘルプセンター

④銀行口座・学校指定口座を開設する

携帯番号が確保できたら、銀行口座の手続きです。学校が決まったら、すぐに「指定の引き落とし銀行口座」があるか確認してください。

  • 指定金融機関はどこか
  • 保護者名義か、本人名義か
  • 登録期限はいつまでか

「手持ちの日本の口座でいけるでしょ」と思いきや指定外だった、というのはよくある話です。帰国後のバタバタを減らすため、早めの確認が鉄則です。

⑤児童手当・子医療費助成の申請

児童手当は原則として「申請した翌月分」から支給されます。申請が遅れると、その分もらい損ねてしまうことになります。

月末近くに帰国した場合は「異動日の翌日から15日以内」の特例もありますが、転入届を出すタイミングで子ども関係の手続きもセットで終わらせるのが一番確実です。

新居・家電・ネット・自転車!後悔しないための注意点

生活が落ち着き始める頃に直面する、意外な落とし穴への対策です。

①新居は初日に「見えない場所」まで撮影・チェック

賃貸住宅に入居した日、絶対にやってほしいのが「設備の中」の点検と写真撮影です。

  • 傷や不具合
  • エアコンのフィルター・内部の汚れ
  • 浴室換気扇のホコリ
  • 水回りの臭いやサッシの傷

目に見える部屋の傷だけでなく、エアコンフィルターなどを外して写真や動画に残しておきましょう。数ヶ月経ってから不具合を見つけても、「入居前からだったか」の証明が難しくなります。

②家電(冷蔵庫・洗濯機・エアコン)や家具は「即日」とはいかない

新居が決まって安心するのもつかの間、見落としがちなのが家電の納期です。冷蔵庫や洗濯機は、注文してから届くまで2週間ほどかかることも珍しくありません。エアコンはさらに時間がかかる場合もあり、特に工事が必要なタイプは要注意です。

「帰国したらすぐ新生活」というイメージを持ちがちですが、しばらくは大型家電なしで暮らす前提でスケジュールを組んでおくと安心です。

わが家は本帰国時、家電が何もない状態からのスタートでした。実家と行き来しながら、学校が始まってからも3日ほどは、大型家電なしで過ごしましたよ。

家具も同じく、配送には時間がかかります。
最低限、家電が来るまでにテレビ台、テーブルがあればいいですね。
それからベッド、ソファー、食器棚、棚、学習机。出費はものすごかったです。

③ネット回線の開通は「1ヶ月」が目安

新居が決まったら、光回線の申し込みも早めに動いておきたいところです。開通までの期間は平均1ヶ月ほど、条件が揃えば2週間程度で済むこともありますが、逆に工事の予約が混み合っていると1ヶ月以上かかることもあります。特に4月入学シーズンは引っ越しが集中するため、工事の予約が取りにくくなりがちです。

賃貸の場合、建物に光回線の配線がすでに来ているかどうかでも開通スピードが大きく変わります。内見の際や契約前に、管理会社に確認しておくとスムーズです。

開通までの「つなぎ」としては、工事不要のホームルーターやポケット型Wi-Fiが便利です。多くのプロバイダは、開通までの間、無料でルーターを貸し出してくれます。

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④自転車を買う前のチェックリスト

帰国後の移動手段として必須になる自転車。購入ボタンを押す前に、以下の点を確認してください。

確認対象チェック項目
自治体ヘルメット購入補助金はあるか
学校自転車通学の許可条件・指定の車種はあるか
保険自転車損害賠償保険への加入義務はあるか

買ってから「学校の規定外だった」「ヘルメットの補助金申請期限が切れていた」となるともったいないので、事前確認をお忘れなく。

子連れ本帰国をスムーズに進めるチェックリスト

最後に、今振り返って一番効率的だと思う「動く順番」をまとめました。

帰国前

  • 国外転出者向けマイナンバーカードの申請(対象者のみ)
  • 学校・帰国生入試・編入の調査
  • 在学証明書・成績証明書の取得
  • LINEのメールアドレス・パスワード登録確認&トーク履歴バックアップ
  • 海外SIMの解約(間に合わない場合は帰国後の解約方法も確認)
  • 住む自治体の子育て補助金の検索
  • 荷物の航空便・船便の仕分け

航空便・船便に何を入れるかで迷う方は、こちらのチェックリストも参考にしてください。

帰国直後

  • 転入届の提出
  • 携帯電話番号の確保(つなぎはデータ専用eSIMも活用)
  • マイナンバーカード「特急発行」の申請、または記載事項変更の申出
  • LINEの電話番号変更(アプリの削除・再インストールが必要)
  • 銀行口座・学校指定口座の確認・開設
  • 児童手当・小児医療費助成の手続き
  • 冷蔵庫・洗濯機・エアコンの注文(納期を見越して早めに)

新生活スタート時

  • スマホの乗り換えキャンペーン検討
  • 自転車の購入(補助金・学校規定を確認後)
  • 新居の設備チェック(エアコン内部・換気扇などを撮影)
  • 運転免許証・各種名義の住所変更

まとめ:優先順位を決めてスムーズな日本生活を

海外からの本帰国は、想像以上にエネルギーを使う大事業です。「日本語が通じるから大丈夫」と思っていても、複雑な手続きの波にのまれそうになる瞬間が何度もあります。

でも、すべてを完璧にこなす必要はありません。

  1. 期限があるもの(児童手当・マイナンバー特急発行など)
  2. 次の手続きに必要なもの(マイナンバーカード・電話番号・銀行口座)
  3. 契約・購入前に確認すべきもの(補助金・学校規定・入居時チェック・家電の納期)

この3つのポイントさえ押さえておけば、大きなトラブルは防げます。この記事が、これから日本で新しいスタートを切るご家族の助けになれば嬉しいです。

本帰国までの出国・入国・隔離の体験談や、家探しの裏側、帰国後のリアルな暮らしについては、こちらのシリーズもあわせてどうぞ。

本帰国後に後悔しない!子連れ帰国の手続き順番・学校・スマホまとめ

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この記事を書いた人

タイとシンガポール13年の海外生活を経て、「わたしと子どもの世界を広げる旅と教育」をテーマに発信中。 4児ママならではの視点で、親子で100%楽しめるアジア子連れ旅行のコツ、教育移住、気になる帰国子女教育について実体験ベースで更新しています。

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