オーストラリアのパースへ、6年ぶりに家族旅行してきました。
前回は秋に訪れたのですが、今回は冬!
- パースってシンガポールやタイから行きやすいって本当?
- パースのおすすめは?
- 冬のパース(8月)はどんな感じ?
- パースでの運転ってどう?
という質問をもらうので
おすすめスポットや新スポットも含めて紹介します!
ちょんぷー6人家族になってのパース家族旅行は新しい楽しみ方もたくさんでとっても楽しかった‼
パースってどんなところ?気候や困ること

パースとは
パースはオーストラリア西海岸に位置する都市で、海と街、自然が豊かな場所です。
落ち着いた雰囲気と、中心部から車で短時間でアクセスできるワイナリーやビーチ、砂丘といった郊外スポットが魅力。
今回はレンタカーで旅をしましたが、電車やバスもしっかり充実していて治安も良く過ごしやすい街です。

パースの気候
12~2月は夏で暑く乾燥し、6~8月が冬になり穏やかで雨が多いのが特徴。
前回は5月に行ったのでちょうど秋。今回は8月なので冬でした。
8月に留学などでパースに行く方も多い冬の時期です。
8月のパースの服装
8月は冬シーズンで平均気温は10〜20度前後。朝晩は冷えるため、軽めのダウンやパーカーがあると安心です。日中は日差しが強い日もあり、重ね着で調整するのが基本。
長袖薄手Tシャツの上に薄手のダウンジャケットまたはウィンドブレーカーがちょうどよかったです。
サングラスと日焼け止め、乾燥対策の保湿アイテムは必携です。
日中暑くなるのでヒートテックはいらなかったかなという感じ。もってないけど。
シンガポールから行くのに困ったこと(気候や持ち物など)
常夏のシンガポールから行くと気温差に戸惑うことが多い!
出発時は暑くても到着後は肌寒い場合があるため、機内で羽織れる上着が必須。飛行機が寒いことも多いです。
我が家は冬服をたくさん日本から持ってきて、ウィンドブレーカーも買いました。
また、プラグ形状の違いに注意して変換プラグを持参しました。
乾燥が強いと聞いていたので保湿グッズは多めに。こっちは案外大丈夫でした。
パースはタイやシンガポールから行きやすい?
シンガポール航空(SQ)の直行便で約5時間のフライトと、時差がほとんどない点は大きな利点!
タイから行っても7時間弱です。LCCもたくさん飛んでいますね。
今回SQの深夜便でシンガポールから行ったので、朝から遊べて最高でした。
寝ているだけで着く!と思いきや機内食で深夜に起こされたりしてそこは最悪でしたけど。
またしっかり食べちゃうしね(笑)
パース4日間の家族旅プランと宿泊ホテル
今回の旅は2回目の旅なので「レンタカーで自由にめぐる4日間」。
拠点は6人で泊まれるラマダヴェトロブルスカボロービーチ(キッチン付き)を選びました。
我が家は人数が多いので選択肢はほぼないのですがとても良かった!

空港でレンタカーを受け取ってから、スワンバレー、ロットネスト島、ランセリン砂丘、ピナクルズ、フリーマントルといった王道スポットを効率良く巡るモデルコースです。
1日目:朝空港着→レンタカー借りる→カバシャムワイルドライフパーク
→スタバやタコベル→スワンバレーのワイナリー・チョコ・はちみつ巡り→ホテルチェックイン→ビーチサイドでディナー
2日目:フェリーでロットネスト島へ→ロットネスト島でサイクリング→フリーマントルマーケットや周辺でアイス・夕食
3日目:ランセリン砂丘→ピナクルズ→ウールワース買い物→市内観光(車内)→キングスパークで遊ぶ→ホテルでパパシェフのディナー
4日目:パース刑務所→フリーマントルマーケット→レンタカー返却と帰宅
パースでレンタカーを借りる!おすすめは?
Klookなどのサイトでも借りることが可能です。
Klook.comシンガポールのライセンスで運転できます。
日本の運転免許の場合は国際免許証または免許の翻訳文(NAATI認定翻訳者による翻訳が推奨)が必要とのこと。
もちろんパスポートやクレジットカードも必要です。
パース4日間旅プラン1日目:カバシャムとスワンバレーでグルメドライブ

カバシャムワイルドライフパークで動物とのふれあい
パース到着後にまず向かったのはカバシャム・ワイルドライフパーク。
コアラを抱っこしたりカンガルーへの餌やりができ、子ども連れにもおすすめのスポット!
ここは前回もとっても楽しかったのでマストで。以前出来なかったコアラ抱っこができるように。
オーストラリアらしさを手軽に体験できます。
コアラ抱っこにはチケットを現地で購入する必要が。朝早くいかないと受付終了してしまいます。
子どもたちもカンガルーにえさをあげたりとっても楽しんでました。

スタバでひと休み、ワイナリー・チョコ・ハチミツめぐり
カバシャムのあとはスワンバレーへ移動。新しくできたスターバックスでゆっくりしたあと、ワイナリーやチョコレート工房、ハチミツ専門店を巡りました。試食や試飲を楽しみつつ、レンタカーだからこその寄り道も満喫。
子連れならワイナリーよりもスイーツ系スポットが人気ですがワイナリーのワインは最高だったのでぜひおすすめしたいです!試飲しまくって夫ごめん!!
ビーチサイドで夕日ディナー
夕方はホテル近くのビーチ沿いへ移動してサンセットディナー。
海風と夕日の景色が旅情を高め、初日の疲れを気持ちよく癒してくれました。
とにかく美味しかった!
前回は泊まる場所も悪かったのもあってお店が全然やってなかったんですよね。
2日目 ロットネスト島でサイクリング

フェリーでロットネスト島へ
朝はフリーマントル港からフェリーでロットネスト島へ。混雑するので余裕を持って行くことをお勧めします。
間に合わないかと本当に焦った!
フェリーは予約が必須。所要時間は約30分ほどです。冬は揺れることも多いようでしたが全く揺れずでした。
島は車の利用が制限されているため、レンタサイクルかバスでの移動が基本です。
クオッカとたわむれる
レストランにたくさんいるクオッカたちは噂にたがわず凶暴化してましたね。
隣のテーブルのポテトをカラスが盗んで行ったり、クオッカにかまれた人もいました。
手を出さなければ問題ないですがちょっとネズミ…でもかわいかった!
レストラン以外で会えると最高ですね。
以前は観光客も少なかったのでこんなこともなかったんじゃないかなあと。
餌をあげてはいけません!
島を一周サイクリング、海と風の贅沢時間
最初は乗らないつもりだった自転車。突然自転車乗るか!と決めて借りることに。
うちの子たち自転車はイマイチ上手ではないのですが、ウビン島以来、ここで2時間半も漕いだことでうまくなりました(笑)
島の端っこまで行って本当に疲れたけど最高に気持ちのいい経験でした。
とにかくどこを切り取っても絵になる青い海と白いビーチ。ゆっくり走るだけでリフレッシュできます。
海辺でのんびり過ごす時間が最高の癒しでした。
フリーマントルでディナー
爆睡で戻ったらフリーマントルで夕食。ジェラートなど美味しいお店がたくさん。地元のフィッシュ&チップスやシーフードプレートが堪能できます。最高な一日でした。
3日目 ランセリン砂丘とピナクルズで非日常の景色を
ランセリン砂丘でアクティブ体験
早朝出発でランセリン砂丘へ。白い砂が一面に広がる風景は圧巻で、サンドボードに挑戦すると子どもたちも大はしゃぎ。砂遊び感覚で楽しめるアクティビティです。出発が遅れたのでここはさっと遊んで戻りました。
とにかく遠いし周りに何もないので、食べ物を用意しておくことがポイント。そしてこの近くにトイレがあるので必ず寄ることをお勧めします。ガソリンもチェックして!
ピナクルズで2時間半の絶景トレッキング

ランセリンからさらに北へ向かいピナクルズへ。奇岩が立ち並ぶ風景は写真映え抜群で、2時間半ほど散策して自然の造形美を満喫しました。
いや、ルートから外れたようで若干遭難してました。1人しか会わなかったので。
しかも灼熱の14時ごろにさまよってましたから…。グーグルマップを頼りになんとか戻れた‼
ウールワースで買い出し&キングスパーク夜景
帰路にウールワースで食材を買い出し。車内からパース市内をみて、キングスパークに行って鬼ごっこをして汗をかいてホテルに戻って自炊。これも旅の醍醐味。オーストラリアのホテルはほとんどがキッチン付きです。スーパーで買ったステーキ肉の美味しいこと‼
これならシンガポールで300ドルするじゃんなんて話しながら。シェフはもちろん夫です。(笑)
みんなで楽しく食べて旅の疲れをゆっくりと癒しました。
長女は勉強がはかどったよう。
4日目 フリーマントルマーケットとパース刑務所見学
旧パース刑務所の歴史をたどる
最終日は娘のリクエストでフリーマントルにある旧パース刑務所(Fremantle Prison)を見学。ガイドツアーでしか入る事ができず予約が必須なので、前日に電話してとりました。
世界遺産に登録されている建物で、ガイドツアーに参加すると当時の囚人生活や建築の背景がよく分かります。英語ですが、通訳機が借りられるようです。
歴史好きにもおすすめのスポット!処刑所まで見学できます。
ここに行ってからしばらく頭痛が止まりませんでしたけどね。ゴーストスポットでもあるとか。
洞窟ツアーやナイトツアーもあるので、勇気のある方は参加して!
最後はマーケットでおみやげ探し
フリーマントル・マーケットはローカル感のある魅力的な市場。ハンドメイド雑貨やローカルフードが並び、コーヒー片手に散策するだけでも楽しめます。最後のお土産選びに最適でした。
車内で食べるご飯をたくさん買って、帰宅します。
運転・レンタカーってどうだった?
6人が乗れるレンタカーで、チャイルドシート付を借りました。
Klookなどで借りることが可能です。
シンガポールのライセンスで問題なく運転できます。
日本の運転免許の場合は国際免許証または免許の翻訳文(NAATI認定翻訳者による翻訳が推奨)が必要とのこと。もちろんパスポートやクレジットカードも必要です。
私は一切運転していませんが、運転は全く問題なかったようです。
カンガルーの飛び出しもなくてよかった…。
まとめ レンタカーで広がるパースの魅力
パースはレンタカーを使うことで観光の幅が格段に広がる街だなと感じました。
家族が多いことと前回の移動のタイムロスを防げてたくさん観光できたと思います。
スワンバレーのグルメ、ロットネスト島のクオッカ、ランセリン砂丘のアクティビティ、ピナクルズの絶景、そしてフリーマントルの歴史とマーケット。どれも家族旅行や子連れ旅行に向く要素が揃っています。
パース旅行のモデルコースとして、参考にしてもらえれば幸いです!

