「タイの空港に着いたけど、どうやってホテルまで行けばいいの?」「タクシーってちゃんと使えるの?」
こんな不安を感じたことはありませんか?
タイ旅行が初めてだと、タクシーのぼったくりや言葉の壁が気になりますよね。
そんな時におすすめなのが、配車アプリです。
タイではGrab(グラブ)だけでなく、いくつかの配車アプリが使われています。
この記事では、2025年時点でタイで使える主要な配車アプリと、空港でのGrab利用法をさらに詳しく解説します。

グラブのない時代にタイに来て、なかなかタイ語が伝わらずだったのは懐かしい思い出です…。今は便利になったね‼
タイで使える配車アプリ一覧(2025年最新版)

Grab(グラブ)
Grabは、東南アジアで広く使われている配車アプリ。
2012年にマレーシアで誕生し、現在はシンガポールに本拠があります。
スマホで車を呼ぶだけで、事前に料金が表示されるので安心です。
支払いはクレジットカード、現金どちらもOK。
タクシー配車とフードデリバリーが同じアプリで使えるのも便利ですね。
人数や荷物が多い場合は、普通のGrab CarではなくSUVやVanを選択できます。
Bolt(ボルト)
タイでも徐々に増えてきたのがBolt。
ヨーロッパ発の配車アプリで、Grabよりも安いことが多いのが魅力です。
ただし、ドライバー数はまだ少なめ。
安さ重視の人向けですが、混雑時はつかまりにくいこともあります。
inDrive(インドライブ)
inDrive(インドライブ)は、タイ発の新しい配車アプリ。2019年からチェンマイ・プーケット・パタヤでスタートし、バンコクでも広がりました。
このアプリの面白いところは値段を交渉できること。この値段で配車しほしい!というのが選べます。
プーケットではこちらのアプリを使う機会が多かったです。
MuvMi(ムーブミー)

MuvMi(ムーブミー)はトゥクトゥクの配車サービスです。一般的なタクシーも呼べます。
GrabやBoltが「タクシー」なのに対して、MuvMi(ムーブミー)はトゥクトゥク。
しかもEVトゥクトゥクなので排気ガスまみれにならずにすみます。(外の空気は吸いまくりですが)
こちらは短距離の送迎に向いてます。車も呼べるようになったようです。
CABB(キャブ)
高級配車アプリのCABB(キャブ)。使える場所は限られますが、青いクラシックカーのような外観の高級感あふれる車が呼べます。中はゆったり、ベビーカーも入ります。
他のタクシーサービスに比べると高額です。
旅行前にやっておきたい準備
- 使いたいアプリを日本でインストールしておく
- 電話番号登録とSMS認証を済ませる
- クレジットカード登録(または現金払い設定)
- eSIMやポケットWi-Fiなど通信環境を準備
おすすめSIMをまとめてるよ!

バンコクの空港でのGrabの使い方
スワンナプーム空港(BKK)

- 1階4番出口付近にGrab専用レーンあり
- アプリで「Suvarnabhumi Airport Gate 4」を選択すればOK
- Grabなら空港タクシーと違い、空港使用料50バーツが不要
使い方の流れ
- 到着ロビーで荷物を受け取ったら、1階の出入口4番へ移動
- Grabアプリを開き、ピックアップ地点を「Gate 4」に設定
- 行き先(ホテル名など)を入力
- 車種(JustGrabやGrabCar Plusなど)を選択
- 配車確定後、ドライバーとチャットで待ち合わせ位置を確認
- 到着したらナンバープレートを確認して乗車
スワンナプーム空港から市内の料金目安
- 市内中心部(アソーク・プロンポン周辺):約300〜500バーツ
- チャトチャック市場:約400バーツ
注意点
- 渋滞時間帯は料金が高くなることもある(時間帯料金+混雑料金)
- 高速道路利用時は、ドライバーに料金をその場で支払うこともあります
ドンムアン空港(DMK)

- 国内線ターミナル1階12番出口前にGrab乗り場あり
- 国際線利用時もターミナル移動で対応可能
使い方の流れ
- 到着ロビーを出たら1階の12番出口へ
- Grabアプリで「DMK Terminal 1 Gate 12」を選択
- 行き先を入力し、車種を選んで配車
- ドライバーとチャットで確認しながら合流
ドンムアン空港から市内の料金目安
- 市内中心部(サイアム・アソーク周辺):約250〜400バーツ
- バンコク北部(チャトチャック):約150〜250バーツ
空港でかかる追加料金
荷物を預ける場合、26インチ以上の大きいカバンは20バーツ、その他ゴルフバッグなどの大きい荷物は最大100バーツかかります。
空港使用料50バーツを別途支払う必要もあるので注意してください!
タイのタクシー事情と注意点

- ドライバーが地図を読めないこともある
- タイ語オンリーの場合も多い(配車アプリなら行き先入力だけでOK)
- 行き先を伝えて乗るのが基本だけど、乗車拒否も多い!
- ドライバーさんが銃を持っていることも少なくないので、喧嘩をしないこと!
- 人数オーバーでもOKと言われても無理はしない
- 必ずシートベルトを締めること!(タイは交通事故が多い国です)
スムーズに使うためのコツ
- 配車アプリのチャット機能で「I’m at Gate 4, Departure Level.」と伝えると親切
- 渋滞を考えて、少し早めに手配するのがおすすめ
- キャンセルされても再度リクエストすればOK
まとめ
2025年のタイでは、GrabだけでなくBoltやインドライブ、ムーブミーなども選択肢になっています。
特に空港からの移動は、Grabを使えば言葉の心配もなく安心。
用途や人数に合わせてアプリを使い分けると、移動がもっとラクになりますよ。
事前準備を整えて、安心・快適なタイ旅行を楽しんでくださいね。