バンコク生活にちょっと疲れたとき、自然に癒されたい…。
そんなときにぴったりなのが、カンチャナブリ!
私・ちょんぷーは、子どものインター校の遠足や社員旅行などで、
これまでに何度もカンチャナブリを訪れています。
象とのふれあい、歴史を感じる鉄橋体験、自然の中でのびのび遊べるアクティビティ…。
親子でたっぷりリフレッシュできる魅力がぎゅっと詰まったエリアなんです。
ただし!実際に行ってみてわかった”リアルな注意点”もたくさん…。
この記事では、子連れ目線でおすすめスポットと、絶対押さえたいポイントを、
ちょんぷーがリアル体験に基づいてたっぷり紹介していきます!

空気が綺麗なカンチャナブリでのんびりするのもおすすめです。
カンチャナブリってどんなところ?

バンコクからの距離とアクセス
カンチャナブリは、バンコクから車で約2時間半〜3時間。
市街地から少し離れるだけで、雄大な自然が広がるリゾートエリアです。
観光地がまとまっているので、1泊2日でも大満足できるのも子連れには嬉しいポイント!
子連れにおすすめの交通手段
チャーター車(Grab・個人手配)
- 小さな子どもが寝ても安心
- 時間もルートも自由自在でストレスフリー
- 値段はやや高めだけど、家族旅行なら断然チャーター車がおすすめ!
長距離バス(モーチットバスターミナル発)
- 片道約3.5時間
- 安いけれど、乗り換えや長時間移動がネック
- 小さな子連れだと少しハードかも
国鉄(トンブリー駅発)
- 片道約4時間、のんびり列車旅
- 途中の景色も楽しいけど、遅延リスクあり
- 子どもに「電車旅体験」をさせたいファミリーには◎
カンチャナブリの歴史的背景
カンチャナブリは、第二次世界大戦中の悲しい歴史を持つ場所です。
日本軍は、タイとミャンマー(当時ビルマ)をつなぐために、
「泰緬鉄道(たいめんてつどう)」という鉄道を建設しました。
この工事はとても過酷で、
- 捕虜(イギリス、オーストラリアなどの兵士たち)
- たくさんのアジア人労働者たち
が、ジャングルの中で1年3ヶ月という短期間で作らされました。
その結果、10万人以上が命を落としたと言われ、
この鉄道は「死の鉄道(Death Railway)」と呼ばれるようになりました。
クウェー川鉄橋とタムクラセー橋
この泰緬鉄道の一部が、
- クウェー川鉄橋(映画『戦場にかける橋』で有名)
- タムクラセー橋(断崖絶壁を通るスリリングな鉄道)
として今も残っています。
どちらも、戦争があったことを忘れないための場所になっています。
子連れにおすすめ!カンチャナブリのアクティビティ
エレファントワールドで象とふれあい体験
カンチャナブリには、自然の中で象たちとふれあえるキャンプがたくさん!
- 「エサやり」「水浴び」「一緒に川に入る」体験ができる
- 象に乗るのではなく、ふれあい重視で動物への優しさも学べる
- 泥遊びや川遊びに備えて、汚れてもいい服・サンダル必須!
象とふれあうときの注意点
- 小さな子は急に怖がることも。無理強いはNG!
- スマホ・カメラは防水ケースに入れると安心
エラワン国立公園で滝あそび
世界的にも有名なエラワンの滝。
7段にわたる滝があり、子ども連れなら1〜2段目で十分楽しめます!
- 透き通った天然のプールで水遊びできる
- 魚が足に寄ってきて、「キャー!」となる子続出(笑)
滝遊びの持ち物リスト
- 水着
- タオル
- ウォーターシューズ(足元保護)
- 着替え
- 小さな防水バッグ
※自然の中なので、足元が滑りやすいエリアも。子どもから目を離さないで!
クウェー川鉄橋と戦争博物館
タイ有数の観光スポット、クウェー川鉄橋。
第二次世界大戦中に建設された泰緬鉄道の一部です。
- 映画『戦場にかける橋』の舞台になり、世界的に有名になった。
- 現在の橋は、戦後に再建された部分もあり、しっかり整備されています。
- 鉄板が敷かれていて、足元がスカスカではありません。
- 観光客が安全に歩けるようになっていますが、レールの横を歩く構造のため、 小さな子ども連れは手を繋いで歩きましょう。
博物館見学のワンポイント
- 小学校高学年以上なら、じっくり見学推奨
- 小さな子には「命の大切さ」を伝えるきっかけに
タムクラセー鉄道橋の死の鉄道

もう一つ有名なのがタムクラセー橋(Tham Krasae Bridge)。
- クウェー川沿いの断崖絶壁を走る木製の鉄道橋
- ここも泰緬鉄道の一部で、建設中に多くの命が犠牲になった「死の鉄道」の象徴的な場所
- 今も現役の列車が、間近でゴトゴトと橋を渡る光景が見られる!
タムクラセー橋の見どころ

- 真下は断崖、横は川!絶景のスリル
- 現在も列車が運行していて、実際に橋の上を通過する体験ができる
- 橋は幅が狭く、足元は木の板張りでスキマもあり、スリリングな雰囲気!
- 小さな子ども連れの場合は、橋の上を歩くのは控えめにして、列車を見学するだけでも楽しめる。
- 本当にスレスレなので抱っこ紐必須
- 近くには「タムクラセー駅」や、戦時中に捕虜が掘った「タムクラセー洞窟(Tham Krasae Cave)」もあり
Mallika R.E.124で昔のタイを体験

19世紀末のタイの街並みを再現したテーマパーク、マリカ村。
- 伝統衣装レンタルができる
- 当時の通貨を使って屋台体験も!
- 写真映えスポットもたくさん!
マリカ村を楽しむコツ
- 午前中に行くと比較的涼しい
- 暑さ対策(帽子・水分)&虫除けスプレーを忘れずに!
子連れにおすすめ!カンチャナブリのホテル情報
カンチャナブリには、子連れ旅行にぴったりのホテルもたくさんあります!
移動が少なくて便利な街中ホテル、
自然たっぷりのリバービューリゾート、
それぞれの魅力に合わせて選べます。
街中アクセス重視なら【U Inchantree Kanchanaburi】
- クウェー川鉄橋から徒歩すぐ
- きれいなプール&リバーサイドのレストランも人気
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リバー クワイ ジャングル ラフツ リゾート (River Kwai Jungle Rafts Resort)

- 川の上に浮かぶリーズナブルなホテル
- 自然に囲まれた非日常体験ができる!
- 様々なアクティビティあり
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ザ フロート ハウス リバー クワイ リゾート (The Float House River Kwai Resort)
- 川の上に浮かぶホテルの豪華版
- カンチャナブリの人気ホテル
- 水上ビラやフローティングビラがある
▶︎【The Float House River Kwai】をチェックする
行く前に絶対知っておきたい!リアル注意点
川に足を入れるのはNG!

きれいに見える川でも、タイでは細菌や寄生虫リスクが。
実際に、川で遊んで感染症になり入院したケースもあります!
我が家も率先して入った先生について入っちゃったんですけど、
足にブツブツができて痒くて大変なことになってしまいました!
安全第一!基本的に川に足は入れない方がベター。
タイ人的には常識みたいでした(涙)
川の上に浮かぶホテルは小さい子注意!
- 夜は暗く、足元も滑りやすい
- 小さな子がドアから落ちるリスクも…
- 結構揺れて地震を思い出して怖い
泊まる場合は、
- ドアロック確認
- ベッドの配置チェック
を必ずして、安全確保をしてね!
水遊びアクティビティでも油断禁物

川の流れに身を任せるアクティビティは、子どもにはスリリング!
- 流れが速い場所もあり、油断すると流される
- 必ずライフジャケットを着用!
- 大人が常にそばで見守ろう
小さい子がいたので私は参加してませんが、後から聞いてびっくり!
こんなのに参加したの〜って思いました。
ラフティングとか、後から知ること多いんですよね。
我が家のリアルモデルコース(1泊2日プラン)
【1日目】歴史と文化にふれる
- バンコク出発(朝8時ごろ)
- クウェー川鉄橋&戦争博物館
- Mallika村で昼食&散策
- 夕方:ホテルチェックイン&夕食
【2日目】自然体験&アクティブに遊ぶ
- 朝:エレファントキャンプで象ふれあい体験
- 昼食後:エラワン国立公園で滝あそび
- 夕方:バンコクへ帰路(渋滞前に出発がベター)
よくある質問
- カンチャナブリ旅行のベストシーズンはいつ?
-
カンチャナブリのベストシーズンは、11月〜2月ごろの乾季です!
この時期は気温も30℃前後で過ごしやすく、雨も少ないので観光・アクティビティに最適。
一方、4月〜10月は雨季となり、特にエラワン滝周辺は滑りやすくなるので注意が必要です。ポイント
- 涼しい乾季がベスト(11月〜2月)
- 雨季は滝の水量アップ→水遊びには◎だけど、移動が大変な場合も
- 子連れにおすすめのカンチャナブリのホテルは?
-
子連れには「街中アクセス良好型」か「自然リゾート型」のどちらかが人気です!
① 街中アクセス重視なら
- 【U Inchantree Kanchanaburi】
→ クウェー川鉄橋からすぐ。リバービューのお部屋も!
② 自然リゾート型なら
- 【The Float House River Kwai】
→ 川の上に浮かぶラグジュアリーリゾート。ただし小さい子は注意
どちらに泊まる場合も、プールがあるホテルを選ぶと子どもも飽きずに楽しめます!
- 【U Inchantree Kanchanaburi】
- 滝あそびにベビーカーは持っていける?
-
エラワン国立公園では、1〜2段目までは舗装道ありなので、ベビーカーもギリギリOKです。
でも、石段や滑りやすい道も多いため、抱っこ紐か、歩ける子は自力で行くのが基本。
持ち物アドバイス
折りたたみやすい軽量ベビーカーなら◎
滝エリアに入る前にロッカーに荷物を預けるとラク! - カンチャナブリでの食事は子連れでも大丈夫?
-
基本的に観光地周辺のレストランは、子連れウェルカムな雰囲気です!
- タイ料理が苦手な子には、洋食メニュー(パスタ、ピザ)がある店も
- 水は必ずペットボトル水を飲むこと
- ちょっとしたスナック(パン、果物)を持ち歩くと安心!
食中毒対策で、屋台よりは清潔そうなレストランを選ぶのがおすすめです。
まとめ|親子で自然・歴史・文化を感じる旅を!
カンチャナブリは、バンコクからほんの少し足をのばすだけで、
子どもたちに自然の雄大さ、歴史の重み、文化の豊かさを体験させてあげられる場所。
自然体験も、ちょっとしたハプニングも、すべてが親子の忘れられない思い出になります。
“楽しかった!”だけじゃない、”行ってよかった!”と言える旅にするために、
リアル体験ベースの注意点やコツ、ぜひ参考にしてくださいね!