いよいよスコータイ歴史公園についての話に入ります。
スコータイについての情報は古いものも多く事前に調べてもよくわからないことが
多かったので、最新情報をお届けしますよ‼
子連れでもスコータイ遺跡の重要スポットをすべて回るコツをお届けします。
遺跡好きちょんぷーが子連れで回った大満足プランと
その工夫をご紹介します。
スコータイとは
スコータイとは幸福の夜明けという意味。
タイ族による最初の王朝です。
サンカローク焼きを生み出し、クメール文字を改良したタイ文字が生まれた
第三代ラムカムヘーン王(在位1279~1300年)の時代がスコータイ王朝の絶頂期でした。
「水に魚あり、田には米あり…」とうたわれ、繁栄した町。
1378年にアユタヤの属国となり、140年の歴史に幕を閉じました。
スコータイ王朝以前のクメールの影響も色濃く受けた遺跡は世界文化遺産に指定されています。
スコータイへの行き方
今回ちょんぷー家はカオコ―から向かったので車で2時間半程度。
バンコクからは車で約6時間の距離です。
スワンナプーム空港からスコータイへ直行便が1日2本出ていて、
1時間20分で着いてしまいますよ。
しかしバンコクエアウェイズのみの運行で、料金もちょっと高めなのでご注意を。
ツアーもピサヌローク空港着のものが多いのでよく確認してくださいね。
チェンマイから車で行くツアーも出ています。
スコータイ歴史公園(Sukhothai Historical Park)とは
ジャングルの中に数百年間も放置されていた遺跡群を修復したのがスコータイ歴史公園です。
主要な遺跡は城壁内に36か所、城壁外にも90か所あり、小さなものも含めると
なんと300か所以上もあるそう。
城壁内の中心部と、東部、西部、南部、北部と5つのエリアに分かれています。
スコータイ歴史公園周辺地図はまとめるとこんな感じ。
スコータイ歴史公園城壁内中心部
城壁内中心部観光の方法
こちらからはガソリンの車は一切入ることができません。
以前は車でも入れたようですが今は入れません。
中に入るには
- 電動トゥクトゥク(1時間200バーツ)またはトラム
- 自転車
- 徒歩
こちらに限られます。
子どもも楽しい電動トゥクトゥクで回ってもらってちょうど1時間でした。
いちいち指示しなくても勝手に回ってくれます。
徒歩だとかなりの距離なのでよほどのつわもの以外は自転車かトゥクトゥクでしょう。
自転車も迷子になる可能性もあるので子連れの場合は避けた方が無難です。
入場料は
インフォメーションセンターでチケットを購入します。
一人100バーツ、子どもも9歳の子は必要とのことで3枚購入。
20バーツのチケットが5枚連なってるのを×3渡されるんですが
なぜかわかりませんでした。
城壁内中央部の観光ポイント
城壁内は200バーツのトゥクトゥクで回ることにしました。
近くのクイッテイアオ屋さんのおばちゃんに車は入れないの?なんて
聞いてみたら詳しく教えてくれて即トゥクトゥクを呼んでくれ、歩かずにいけました‼
トゥクトゥクのおじさんが勝手に案内してくれます。
Wat Mahathat(ワット・マハタート)
スコータイのメイン、最も重要な王室寺院です。
スリランカの影響を受けたチェディー(仏塔)も見ることができます。
こちらも有名な遺跡。
もともとは屋根があったものが石の柱と仏像のみが残ったそうです。
Wat Sri Sawai(ワット・シー・サワーイ)
ロッブリー様式のプラーンというクメール式の塔堂を持つ寺院です。
なんだかアンコールワットのようですよね。
内室の空洞に入ることもできます。
Wat Trapang Ngoen(ワット・トラパン・ングン)
遊行仏の浮彫が有名。広く見ごたえがある場所です。
King Ram Khamhaeng Monument(ラムカムヘーン大王記念碑)
有名なラムカムヘーン大王の記念碑です。
こちらは割と新しい感じですね。
Wat Sra Sri(ワット・スラ・シー)
橋を渡り間近で見ることができます。こちらもスリランカ様式の
セイロン風仏塔が見られます。
各場所に遺跡の説明やフォトスポットも教えてくれる表示があります。
城壁北部
こちらはスコータイ歴史公園を観光したあとで行きました。
入り口でまた別途入場料がかかります。広い敷地に、お土産屋さんもありますよ。
Wat Sri Chum(ワット・シー・チュム)
こちらも何かで見たことがあるのではないでしょうか。
アチャナ仏という巨大な仏様が祀られています。
間近まで行くことができるのでその迫力を感じてください。
城壁南部
こちらは入場料は特にありませんでした。遠いので車で遺跡の前まで行きましたよ。
一番最初にこちらを訪れ、皆でものすごく感動しました。
Wat Chetuphon(ワット・チェートゥポン)
本堂の壁に遊行仏像が残っていることで有名です。
非常に大きく迫力があるので一見の価値ありです。
城壁東部
こちらは最終日の朝に行きました。
入場料は不要でした。車で入り口まで行けます。
Wat Chang Lom(ワット・チャーン・ロム)
チェディー(仏塔)の土台を32頭のゾウが支えています。
耳がやたらキレイだったりするので感動したのですが、
修復なんだろうなと思います…
城壁西部
Wat Saphan Hin(ワット・サパーン・ヒン)
200mの坂を登っていく遺跡。
こちらも行きたかったのですが、人通りもなく
2007年に殺人事件があった場所でもあるので外しました。
子連れの場合は治安も要チェックですね。
スコータイ観光の注意点
水を持っていこう
城壁内などは水を売っているところが見あたらなかったので、持参するとよいと思います。
今は観光客がいない時期だからかもしれません。
城壁外の飲食店などで購入可能です。
日よけ対策を忘れずに
多分だいたい暑いです。帽子など忘れないようにしましょう。
安全第一で観光しよう
治安が悪いという印象はありませんでしたが、一人旅、子連れなどの場合は
ひとけのないところを避ける、夜の行動を避けるなど、実際事件もありましたので
注意深く観光してください。
行きたいポイントを絞る
遺跡好きなのでひたすら調べて行きたいポイントを絞って
無理なく回るというプランを立てました。
本当はシー・サッチャナーライ歴史公園にも行きたかったのですが
そちらはさらに1時間北上し、内部もかなり広いので運転手さんも子供も疲れるなと思い諦めました。
これだけでも充分満足です。
ちょんぷー家の2日目の予定
ちなみにこんな感じでした。
ほんとなかなかの鬼ツアーですよね。
子どもたちも3人ともみんな元気です(笑)
9:00 カオコ―発
10:00~11:00 ピサヌローク Bua Amonで蓮のリ
13:00~16:00 スコータイ歴史公園周辺観光(南部・中央部・北部)
16:30 ホテルチェックイン
18:00 スコータイ発
19:00~21:00 ピサヌロークで空飛ぶ空心菜キャッチ
22:00 スコータイホテル泊
まとめ
いかがでしたか、今回はスコータイ歴史公園についての詳細をお届けしました。
子連れでもなかなか楽しく回ることができたので、ぜひ一度行ってみてくださいね!