シンガポールのチャイナタウンは、寺院とホーカーが集まる観光の定番エリア。歴史ある寺院から、最近オープンしたばかりのスタバやサンリオショップまで、新旧が混ざり合う面白さもあります。今回は、そんなチャイナタウンの見どころとお土産スポットをまとめました。
エリア全体の位置づけはシンガポール観光完全ガイドのエリア③でも紹介しているので、あわせてどうぞ。グルメ情報はチャイナタウングルメ完全ガイドにまとめたので、お腹が空いたらそちらもチェックしてください。隣接するタンジョンパガーは、別記事で詳しく紹介する予定です。
ちょんぷーチャイナタウンの活気も最高です!美味しいものを食べてお土産も揃う場所。アラブストリート、リトルインディアとあわせていくのおおすすめ。シンガポールでさらに海外旅行!
シンガポールのチャイナタウンとは?

中華圏以外の国にある多くのチャイナタウンと違い、シンガポールのチャイナタウンには独自の歴史と魅力があります。19世紀前半、建国の父であるラッフルズ卿による都市計画(ラッフルズ・プラン)によって、中国からの移民が集まる居留区として作られたのが始まりです。当時は出身地ごとにコミュニティが作られ、独自の文化や食が育まれてきました。
現在のチャイナタウン最大の魅力は、「多様な宗教と文化が共存していること」。中華系の仏教寺院だけでなく、シンガポール最古のヒンドゥー教寺院や歴史あるイスラム教のモスクがすぐ近くに並んでいます。中華文化の情熱と、シンガポールならではの多民族国家の歴史を一度に感じられる特別な場所です。
仏牙寺龍華院(ブッダ・トゥース・レリック・テンプル)

チャイナタウンのランドマークといえば、赤と金を基調とした重厚な建物が目を引く「仏牙寺龍華院(Buddha Tooth Relic Temple)」。仏陀の犬歯とされる聖遺物が祀られている仏教寺院で、唐王朝時代のスタイルを取り入れた絢爛豪華な建築美が見どころです。
4階の光宝殿には、なんと数百キロもの純金を使用した巨大な仏舎利塔が鎮座しており、その荘厳な佇まいは息をのむほど。3階の仏教文化博物館では、貴重な聖遺物や展示品をゆっくり見学できます。毎週土曜日には無料のガイドツアーも開催されているため、深く歴史を知りたい方はタイミングを合わせて訪れてみてください。館内には参拝の記念になる数珠や、お守りなども一部扱っています。
- 拝観時間: 7:00〜19:00頃
- 入場料: 無料(※最新の時間は公式サイト等でご確認ください)
スリ・マリアマン寺院|シンガポール最古のヒンドゥー教寺院
1827年に建てられた「スリ・マリアマン寺院」は、シンガポールで最も古い歴史を持つヒンドゥー教寺院。鮮やかな神々の彫刻で埋め尽くされた塔門(ゴープラム)は、遠くからでも目を引く美しさです。
参拝時の注意点として、入口で靴を脱ぐのがマナー。また、タンクトップや短パンなどの露出度が高い服装は禁止されています。肩と膝が隠れる服装で訪れるか、入口で用意されている貸出用のローブを羽織って見学しましょう。
- 拝観時間: 6:00〜12:00頃 / 18:00〜21:00頃(金曜のみ21:15頃まで)
- 入場料: 無料(写真撮影3SGD、動画撮影6SGDの寄付が必要)
名探偵コナンの壁画も探してみよう

スミス・ストリートの通り沿いには、映画『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』のシンガポール公開を記念して描かれた特別なウォールアートがあります。名物のドリアンをすすめられているコナン君が大きく描かれており、旅の記念撮影にぴったりのフォトスポット。絵の中には映画のカギとなるブルーサファイアや、怪盗キッドのマークなども隠されているので、宝探し気分で探索してみてください。MRTチャイナタウン駅から徒歩7〜8分ほどでアクセスできます。コナンくんの周りが汚れてきてるのが気になりつつ・・・
Klook.com進化を続けるスミス・ストリート|話題のスタバ・サンリオ・老舗珈琲
スミス・ストリートは、伝統的な街並みの中に新しい話題のショップが次々と登場している注目のストリートです。スタバやサンリオといった新顔から、昔ながらの老舗珈琲店まで、新旧の魅力を一度に巡れます。
37スミスストリート(スターバックス)

2025年4月にオープンした、シンガポール初の2階建てショップハウス店舗。ラベンダーやミントグリーンを取り入れたパステル調の外観が可愛く、写真映えするフォトスポットとしても人気です。プラナカン柄やショップハウス、マリーナベイを描いたシンガポール限定デザインのマグカップ・タンブラーはお土産にも大人気で、限定フラペチーノも味わえます。

- 店名:37スミスストリート(スターバックス)
- 住所:37 Smith Street, Singapore 058950
- 営業時間:日〜木 7:30〜22:00/金・土 7:30〜23:00
- 定休日:なし
- HP:starbucks.com.sg
サンリオショップ

スミス・ストリートにオープンしたばかりの、シンガポール限定デザインを扱うサンリオショップ。レトロポップなショップハウスの内装と、キャラクターと写真が撮れるフォトブースが話題です。シンガポールモチーフをあしらった限定キティちゃんグッズなどが並び、手軽なお土産探しにもおすすめです。
- 店名:サンリオショップ(Chinatown)
- 住所:25 Smith Street, Singapore 058939
- 営業時間:10:00〜21:00
- 定休日:なし
- HP:公式サイトなし(Instagram等で最新情報)
南洋老珈琲(Nanyang Old Coffee)

レトロな真っ赤な外観が目印の老舗コピティアム。布フィルターで丁寧に淹れる濃厚な伝統の「コピ(Kopi)」を味わえます。スミス・ストリートと南橋通り(South Bridge Road)の角に位置し、店内奥には小さな珈琲博物館も併設されていて、ノスタルジックな雰囲気を満喫できます。
- 店名:南洋老珈琲(Nanyang Old Coffee)
- 住所:268 South Bridge Road, Singapore 058817
- 営業時間:平日7:00〜18:30/土日7:00〜21:00
- 定休日:なし
- HP:nanyangoldcoffee.com
パゴダストリート・トレンガヌストリートでお土産探し

MRTチャイナタウン駅から地上に出てすぐの「パゴダ・ストリート」や、それに交差する「トレンガヌ・ストリート」「サゴ・ストリート」は、雑貨店や露店がぎっしり並ぶお土産天国。シノワズリ調のかわいいポーチ、アジアンテイストなアクセサリー、マーライオンモチーフのキーホルダーや雑貨など、リーズナブルなアイテムが目白押しです。ハンコの名入れ実演や切り絵職人の技を間近で見られるのも楽しみのひとつ。ドリアン好きなら、ドリアンパンケーキやドライドリアンなどのお菓子がそろう専門店を探してみるのもおすすめです。
ドリアンもドーンと売っていますよ!

チャイナタウン・ビジターセンター

仏牙寺龍華院の裏手にある観光案内所。パズルやぬいぐるみ、手作り雑貨などチャイナタウンモチーフのグッズがそろい、旅の相談やツアーチケットの購入もできます。

- 店名:チャイナタウン・ビジターセンター
- 住所:2 Banda Street, Singapore 059962
- 営業時間:9:00〜18:00(無休)
- 定休日:なし
- HP:chinatown.sg
お土産・茶葉の購入なら|白新春茶庄(ペック・シン・チュン)

1925年創業、100年以上の歴史を誇る老舗中の老舗「白新春茶庄(Pek Sin Choon)」。モスク・ストリート沿いにあり、高級ホテル「グッドウッド・パーク・ホテル」や、有名小籠包店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」にも茶葉を卸している実力派です。
看板商品の「PING PONG(卓球)」をはじめ、職人さんが一つひとつ手作業で包んだレトロで可愛いパッケージの茶葉は、センスの良いお土産にぴったり。店内に入ると香ばしい茶葉の香りが漂い、スタッフさんが親切にお茶の解説をしてくれます。
白新春茶庄(Pek Sin Choon)
住所: 36 Mosque St, Singapore 059514
営業時間: 8:00〜18:00(月〜土)
定休日: 日曜日・祝日
HP: https://peksinchoon.com/
よくある質問(FAQ)
Q. チャイナタウン観光はどのくらいの時間があれば回れますか? A. 主要な寺院の見学とお土産探しをセットにするなら、半日(約3〜4時間)ほどあれば十分に満喫できます。グルメも合わせるなら、丸1日見ておくと安心です。
Q. 寺院を訪れる際の服装制限は厳しいですか? A. 仏牙寺龍華院やスリ・マリアマン寺院では、露出の多い服装(ノースリーブ、短パン、ミニスカートなど)は避けましょう。薄手のストールや羽織ものを1枚バッグに入れておくと安心です。
Q. お土産を買うならどこがおすすめですか? A. チープで可愛いバラマキ土産ならパゴダ・ストリートの露店、シンガポール限定の特別なお土産ならスミス・ストリートのスタバやサンリオがおすすめです。
まとめ
シンガポールのチャイナタウンは、多文化が交差する歴史的な寺院から、話題の最新ショップまで、新旧の魅力がぎゅっと詰まった魅力溢れるエリアです。
伝統的な熱気を感じながら街を歩けば、きっと自分だけの素敵な発見があるはず。お腹が空いたらチャイナタウングルメ完全ガイドもあわせてチェックして、カメラを片手に散策を楽しんでみてくださいね。

