プログラミング教育が必修化するっていうけど
いったい何を学ぶの?
インターナショナルスクールではどんなことを学んでる?
STEAM教育って何?どんなことを勉強するの??
といったことについてお伝えします。

プログラミング教育といってもいまいち実感が
わきませんよね。
日本でもよくわからないまま進んでいるケースも
あるようですね。

プログラミングって?
プログラミングとはプログラムを作る作業のこと。
コンピューターに命令する指令を作ることです。
プログラミングをするときに重要となるのは
物事のしくみを理解し、順序立てて考えていくこと。
これを「プログラミング的思考」と呼び、
この考えを身につけるために必修化が行われることとなったのです。
これを学ぶことで
- 作業の効率化
- 論理的思考力が身につく
- 将来の可能性が広がる
というメリットがあげられます。
インターのプログラミング教育”Computer Science”
娘の学校では、Computer Scienceという教科があります。
コンピューターサイエンスとはプログラミングやアルゴリズム、
ハードウェア・ソフトウェア開発、
データ処理などといった計算の理論や情報の処理に関する学問を指します。
簡単に言うと、コンピュータを使って、工学、理学、数学を扱う学問で
IB校では必須として取り入れられています。
ブリティッシュスクールでもIT(Information Tecnolody)や
DT(Design Tecnolody)
が必須です。

とはいえ、小学校のうちはそこまで専門的なところには至りません。
まだG4くらいまではプログラミングの基礎程度ですが、
子どもたちのコンピュータースキルはなかなかのもの。
まず前提として、学校も設備が整っています。
コンピュータールームには一人一台コンピューターが
使えるようになっていて幼稚園のうちから使用します。
macだとのこと。
我が家も2代目PCにmac購入検討中…
また、黒板の代わりにホワイトボードとスマートボードがあり、
スマートボードはタッチスクリーンになっていて専用ペンで書いたりも
できるようです。
娘の学校ではコンピューターの先生は
キンダーから担任以外の教科担任となり次のようにソフトを使用してきたとのこと。
Kinder Garten(幼稚園)
- ABCYA.comというゲームでコンピューターに親しむ。
※春と秋に実施されるMAPテストはキンダーでもコンピューターで実施 - メールアドレスは一人一人付与
G1(1年生)
- Typing.comでタイピング練習
- youidraw.com でイラスト作成、共有
- PowerPointの利用(担任による)
- google driveの利用、共有
- Gmailに添付してメール送信
G2(2年生)
- Code.orgでロボットを動かしたり音楽を使ったりするプログラミング
- Typing.comでタイピングテスト
G3(3年生)
- canvaを使ってgoogle slideやPower Pointでプレゼン資料を作成する
- 画像挿入、カード作成
G4(4年生)
- Gimpで画像加工、google docs、Canva等でレポート
- google slideやPower Pointでより高度なプレゼン資料作成
- アニメーション作成、音楽挿入
といったことを経験してきています。
他国の場合
- 3Dプリンタの利用
- モーターなどを利用して動くモノ作り
などなど小学生でも面白い経験をしているようです。
子どもたち、私よりもPCスキルが高くなっている感があり恐ろしいです…。
これを買ってさあ教えるぞと思ったら、これもうやってて分かるから
設定を英語にしてくれる?と言われたときには愕然としましたよ…。
他にも色々とあります。
STEAM教育(スティームきょういく)とは
また最近よく聞く言葉としてSTEAM教育(スティームきょういく)があります。
STEAM教育とは
・Science(科学)
・Technology(技術)
・Engineering(工学)
・Art(芸術)
・Mathematics(数学)
の頭文字をとった言葉で、これらを単一でなく複合的に学んでいこうという
特に米国でさかんな教育方法です。
STEAM教育には、プログラミングスキルの習得やPCスキルを高めて
学びにPCを取り入れることが含まれています。
日本でも「日本STEM教育学会」「STEAM教育協会」が設立されたり
STEAM教育は注目を集めています。
そして文部科学省と経済産業省が未来の教室プロジェクトを開始しています。
高等学校からSTEAM教育を導入していく方針であり、この思考の基礎である
SETAM教育をすべての生徒に学ばせようとしています。
その一部がプログラミング教育でもあります。
日本でもプログラミング教育のスタート
2020年、日本でもプログラミング教育が必修化しました。
小学校では2020年から、中学校では2021年からです。
誤解が多いのですが、いきなりプログラミング言語を学ぶものではなく
プログラミング的思考を養うために行われます。
順序立てて考え、試行錯誤し、ものごとを解決する力、
論理的思考力のことを指します。
プログラミング教育についての具体的な学年、授業内容に関しては、
明確に決められているわけではありません。
思考に関してなので、PCも必須というわけではなく
公立校では一人一台タブレット・PCの普及なども進んでいないのが現状です。
しかし文部科学省では
- GIGA構想(Global and Innovation Gateway for A)
個別最適化され、創造性を育む教育を実現させる施策 - ICT構想(Information and Communication Technology)
情報通信技術を活用した教育
など一人一台端末環境の設備を推進しており今後が期待されます。
現状取り組んでいる学校では、Scratch
などの人気無料ソフトを使っているところも多いようです。
ゲームではRobloxも人気ですね。
その他こういうおもちゃも人気です。
マインクラフトも人気です。
日本のプログラミング教育は世界に遅れを取っている?
現状、残念ながら遅れをとっているといえるでしょう。
イギリスや韓国では早くからcomputingの授業を取り入れており
国際的なスタンダードは高いレベルに達しています。
しかし今後小学生のうちからPCの利便性やプログラミング的な考え方を理解することで、
将来の幅が広がるのではないでしょうか。
オンラインで学べるプログラミング教室
特にオンライン授業などで時間がある方、フリーソフトだけでは学べない
オンラインスクールがたくさんあるのでご紹介します。
Teens Lab(アイティーンズラボ)

福岡でスタートし、2020年よりオンライン化したITeens Lab。
お試しコースもありますよ。
デジタネ

ゲームで学べる小学生向オンラインプログラミング教室。
100以上のレッスンが月額3,980円から受け放題!
内容も子供が楽しめそうな内容が盛りだくさんです。
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まとめ
いかがでしたか。日本と世界のプログラミング、STEAM教育について
まとめました。
我が家も現在PC1台、ipad2台で頑張ってきましたが、
次女もPCが必要になるので購入しないといけないなと考えています。
親のOSもアップデートしないといけない時代ですね。
子どもたちと一緒に成長していきましょう‼