新型コロナウィルスと合わせてデング熱にも気を付けなければ
ならないですね。
今シンガポールでもデング熱が猛威を振るっていますが
タイでも毎年ニュースになりますね。
東南アジアで多く見られるデング熱、
- デング熱って?
- どういう対策を取ればいいの?
ということについてご紹介します。
デング熱経験者からレベル違いに辛いという話を聞いているので
デング熱だけはかかりたくないのです!!!
蚊にはさされまくるタイプです。
デング熱とは
デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患をさします。
厚生労働省HPによると、
デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に 出現します。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
とあり、発熱と発疹が特徴です。
また、まれに重症化すると死に至ることがあります。
タイでも37歳の俳優さんが2015年11月にデング熱に感染し、左足を切断するなど
治療を続けていましたが2016年1月に亡くなったという事例があります。
デングウィルスとは
デングウイルスは、日本脳炎ウイルスと同じフラビウイルス科に属するウイルスで、やはり蚊(ネッタイシマカAedes aegypti、ヒトスジシマカAedes albopictus)によって媒介される。
4 つの血清型(1 型、2 型、3 型、4 型)に分類され、たとえば1型にかかった場合、1 型に対しては終生免疫であるが、他の血清型に対する交叉防御免疫は数ヶ月で消失し、その後は他の型に感染しうる。
この二度目の感染時に、重症化する確率が高くなるといわれている。
そのため、型別も含めた実験室内診断が重要である。
デングウイルスはヒト⇒蚊⇒ヒトの感染環を形成し、日本脳炎ウイルスにおけるブタのような増幅動物は存在しない。
つまり、同じ型のウイルスに再び感染しても免疫によって軽症ですむ可能性が高いけれど、
異なる型に感染すると免疫が過剰に働き0.5-1%程度で重症化しやすいそうです。
シンガポールのデング熱事情
2022年のデング熱の発生件数は6月3日までに12,000件を超え,年間の発生件数が過去最大を記録した2020年よりも早いペースで増加しており、注意が必要です。
デングクラスターマップを見るとどのエリアで多いのかがわかりますが
これがまた広範囲…。
我が家の近くでも赤い旗を見るようになりました。
デング熱の対策
蚊に刺されないようにする
そんなのわかってるよ‼って話なのですが、蚊に刺されないようにするしか
方法はないよう。
虫よけスプレーはもちろん、以下おすすめする虫よけグッズなんかも良いです。
肌の露出を少なくしたり、黒よりは白などの明るい色の服を着るのもよいそう。
蚊を発生させないようにする
水たまりをつくらない。鉢植えの皿の水などを放置しないということも重要です。
足の裏を拭く
日本の高校生が発見した、常在菌が多い人ほど蚊に刺されやすいということ。
(その高校生はコロンビア大に特待生で進んだんですね‼すごい‼)
除菌シートなどで足の裏を拭くのも効果があるんだそう。
蚊よけにおすすめのグッズ
アウトドア商品でも蚊よけ加工があるものが売っていたりしますが、
南国でも重宝するのがこちらです!
インセクトシールドの虫よけメッシュクロス
タイで藁にもすがる思いで購入したのがこちら。
一時期マッサージ店ワットポーの2階で売ってたんですよね。
(今はないようです)
こちら、ネットでも購入可能です。
これは抱っこ紐の上から巻いたり、ベビーカーの上からかけたりして使っていますが
とにかくこれがあるときは蚊に刺されません‼
虫よけメッシュジャケット
今回日本のAmazon からシンガポールに送りました。公園遊びに重宝します。